AI新商品発表
2025-11-04 11:36:57

エーエスピーコムが企業向け生成AIを加速させる新商品を発表

エーエスピーコムが新たな生成AIツール「Apex.ai」を発表



株式会社エーエスピーコム(本社:京都市)は、企業の業務効率を大幅に向上させる生成AIツール「Apex.ai」を2025年11月4日に発表しました。これは、既存の業務アプリケーションや基幹システムとのデータ連携を実現し、生成AIの活用を促進することが目的です。

生成AIの活用に向けた背景



近年、企業における生成AIの利用が拡大していますが、さまざまな情報が散在しているため、それを業務に活かすには多くの時間と工数がかかるのが現実です。エーエスピーコムは、こうした実情を受けて、時間の無駄を減らし、生成AIの効果を最大限に引き出すために「Apex.ai」の開発に着手しました。

「Apex.ai」の機能と特徴



「Apex.ai」は、画像やテキストデータを数値化する「ベクトル化」技術を活用しています。これにより、業務システムの設計データをベクトルデータベース化し、既存のデータを自然文で抽出しやすくします。これまでの生成AI導入に必要だった複雑な前処理を簡素化し、企業が運用するアプリケーションに自然に組み込むことが可能です。

従来のRAG(Retrieval-Augmented Generation)に依存せずに、数値や項目を組み合わせた情報を効率よく扱う「ハイブリッド型APIツール」として位置づけられるこの製品は、企業のデータを素早く取り出し、意味付けするための作業を大幅に簡略化します。このアプローチにより、企業は既存システムを大規模に改修することなく、軽微なカスタマイズでAI対応を実現できます。

また、「Apex.ai」は、AIプラットフォーム「IBM watsonx.ai」や自動化を支援する「watsonx orchestrate」などの先進技術も取り入れています。このように、エーエスピーコムは生成AIの基盤としてIBMが開発したオープンソースのモデル「Granite」を採用し、企業が持つデータの価値を最大限に引き出します。

さらに、営業支援システム「InfAjast」にも「Apex.ai」機能オプションが追加できるため、営業業務の支援も強化されます。これにより、企業はデータを効果的に活用した営業活動が可能になります。

今後の展望



エーエスピーコムは、今後も企業が抱えるさまざまなニーズに応えるべく、「Apex.ai」の機能拡張に努めていきます。特に、IBMのエージェントエコシステム「IBM Agent Connect」に参画し、AIと自動化の融合を図ることで、生成AIの実業務における効果的な活用を推進します。

企業情報



株式会社エーエスピーコムは、「いま無いものは私たちが作る」をモットーに、ソフトウェアを通じてさまざまなモノづくりに挑戦している企業です。2003年に設立され、2025年には35周年を迎えます。今後も「継続と進化」の精神を持ち、より良いサービス提供に努めてまいります。

所在地:京都市中京区烏丸通姉小路下る場之町599番地 CUBE御池 4F
公式サイト:エーエスピーコム

お問い合わせ



株式会社エーエスピーコム 営業本部(電話:075-229-7112、メール:[email protected]


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