「植物と昆虫の不思議を探る『植物と昆虫展』が京都で開催!
京都市左京区にある『京都府立植物園』で、7月18日から8月24日までの期間、特別企画展『植物と昆虫展』が行われます。このイベントは、植物と昆虫の多様な関係性に焦点を当て、自然界の魅力を深く知ることができる貴重な機会です。
展示内容の魅力
この展示では、植物と昆虫が互いにどのように影響し合い、また共生しているかについて、様々な視点からアプローチします。観察や写真、解説を通じて、私たちが普段目にしない、知られざる生態系の一面を知ることができます。中でも、「アリ植物」や昆虫標本などの展示は特に注目です。アリを体内に宿す植物や珍しい植物の開花の様子を動画で見ることもでき、自然の不思議さを実感できる場となります。
サイエンスレクチャーの開催
また、植物と昆虫展では、専門家によるサイエンスレクチャーも開催されます。昆虫博士たちが、彼らの研究を基にした特別なトークを全4回にわたり行い、毎回異なるテーマで参加者を魅了します。例えば、「カキノキの葉に住むアザミウマの謎」や「アゲハチョウが教えてくれるつながりの魅力」など、興味深い話題が並びます。
ワークショップで楽しむ
さらに、子供たち向けの特別企画として、虫こぶインクを使ったトートバッグ染めのワークショップも用意されています。ヌルデの木から作られるこのインクは、江戸時代から染料として親しまれてきました。ワークショップに参加すれば、自然の材料を使い、自分だけのトートバッグを作ることができます。
同時開催の『食虫植物展』
加えて、同会場では『食虫植物展』も実施されます。ここでは、ウツボカズラやハエトリグサなど、食虫植物の多様性に触れることができ、子供たちが夢中になる体験コーナーも設置されます。
京都府立植物園の魅力
『京都府立植物園』は、1924年に設立された日本で初めての公立植物園で、広大な敷地には約12,000種類の植物が育てられています。四季折々の花々や、美しいバラ園など、訪れる人々を魅了するスポットが満載です。この機会に、植物と昆虫の関わりを深く学びながら、夏のひとときを楽しんでみてはいかがでしょうか。
詳細情報
- - 【開催期間】 2025年7月18日~8月24日
- - 【入園料】 一般500円/高校生・65歳以上250円/中学生以下無料
- - 【所在地】 京都市左京区下鴨半木町
- - 【公式HP】 京都府立植物園
- - 【問い合わせ】 京都府立植物園 担当:総務課、電話:075-701-0141
この展示は、自然の魅力や大切さを改めて認識できる貴重な機会です。ぜひ親子や友人と一緒に訪れて、楽しい学びの時間を過ごしてください!