京都の印刷業が開発した新しいカードゲーム『トリニティドラフト』登場！

新たな風を呼ぶカードゲーム『トリニティドラフト』

京都の印刷業界に新たな風が吹き込まれています。株式会社三木盛進堂が手掛ける新ジャンルのカードゲーム『トリニティドラフト』は、2023年2月26日からクラウドファンディングをCAMPFIREで実施します。この新しいカードゲームは、トレーディングカードゲーム（TCG）の要素を取り入れたリミテッドトレーディングカードゲーム（LTCG）で、特に3人で遊ぶことを想定しています。

伝統と革新の融合

三木盛進堂は、京都・太秦で50年以上にわたり印刷業を展開してきた企業です。今回、次世代を担う後継者である三木幸太郎氏は、TCGの現状に対して問題意識を抱いていました。近年のTCG市場は驚異的成長を続け、2023年には2,774億円に達する見込みです。しかし、その裏では強力なカードが中古市場で高騰し、新たなプレイヤーがゲームを楽しむのが難しくなっています。資金力のあるプレイヤーが有利になり、カードの廃棄問題も抱えています。

三木氏は、こうした状況を打破するために、自社で独自のゲームを開発することを決意しました。彼は、仲間と共に楽しんできたTCGの魅力を伝えつつ、遊びの本質を大切にすることに力を注いでいます。その結果、全カードセット売りという新しい販売形態の『トリニティドラフト』が誕生しました。

タカヤマトシアキ氏とのコラボ

本ゲームのキービジュアルを担当したのは、日本のTCG界で名を馳せるイラストレーター、タカヤマトシアキ氏です。彼の独特なスタイルは、ゲームの魅力を一層引き立てています。タカヤマ氏とのコラボは、特に興味深い要素であり、カードゲームの立体的なアートの世界を体感できます。

3人でシェアする楽しさ

『トリニティドラフト』は、プレイヤーが3人で競い合うアナログカードゲームです。商品には、3人が共に楽しむためのカードが含まれています。123種類の351枚から、ドラフト形式で選ばれた135枚のカードを使って、互いにモンスターを召喚し、勝者を決定します。このドラフト方式により、プレイごとに異なる体験を提供し、繰り返し楽しむことが可能です。

TCGに疲れたプレイヤーたちに、もう一度集まって遊んでほしいという願いが込められています。本ゲームは、仲間との絆を深める手段となることでしょう。

クラウドファンディングの詳細

クラウドファンディングは、2023年4月30日まで実施されます。興味のある方はぜひ、CAMPFIREのプロジェクトページをチェックしてください。このプロジェクトは、TCG業界に新たなスタンダードを生み出す可能性を秘めています。アトツギという視点から生まれた『トリニティドラフト』が、遊びの未来を切り開く一歩となることを期待しています。