叡山電車100周年
2025-07-31 19:21:27

叡山電車100周年記念ムービー『リバー、流れたあとで』と四季の旅

叡山電車100周年記念ムービー『リバー、流れたあとで』



叡山電鉄株式会社はその歴史の中で、2025年に開業100周年を迎えます。この特別な年を記念して、叡山電車はムービー『リバー、流れたあとで』を公開します。この作品は、映画『リバー、流れないでよ』のスピンオフとして、叡山電車の沿線の四季を美しく描写しています。

ムービーの特徴と内容



映画の監督である山口淳太氏が手掛け、全編には京都出身の人気ロックバンドくるりの名曲『リバー』が使用されています。作品は4分45秒の短い時間の中で、叡山電車の開業から100年にわたる歴史や、その沿線の四季折々の魅力を表現しています。

物語の主人公は、料理旅館「ふじや」の仲居・ミコト。彼女は鞍馬渓谷を走る電車の車内で、かつての大切な思い出に浸ります。映像は新緑や雪景色、桜、そして夏の風景を通じて、彼女と恋人タクとの過去が交差する幻想的な物語を展開します。

夏・冬・春の風景



冒頭では、ミコトが電車の窓から眺める新緑の景色に心を奪われ、2年前の思い出がフラッシュバックします。冬に経験した別れ、春に訪れるすれ違い、さらには夏に二人が逃避行をする様子が、四季の移り変わりと共に描かれます。特徴的なのは、叡山電車の美しい風景と映画『リバー、流れないでよ』のシーンが重なり合い、より深い感情を届けている点です。

最終的に、開業記念日の出町柳駅に到着したミコトの元に、成長したタクが現れ、二人は再会の喜びを分かち合います。仲間たちと共に新しい季節を迎える姿が、未来に向けた希望や感謝を感じさせてくれます。

キービジュアルと公開情報



本ムービーのキービジュアルは、叡山電車100周年のロゴが印象的に使用されており、感謝のメッセージが込められています。『リバー、流れたあとで』は2025年8月4日10時に叡山電車の公式YouTubeチャンネルで公開されます。ぜひご注目ください。

叡山電車の歴史



叡山電車の前身である京都電燈株式会社は、1925年に開業し、当時から比叡山への参拝や観光開発に寄与してきました。現在では観光客や地元住民から愛される存在となり、100年にわたるその歩みを振り返ることができる貴重な機会となります。

これを機に、叡山電車ではさまざまなイベントも予定しており、来るべき未来に向けた新たな一歩を皆様と共に進めていくことを楽しみにしています。

叡山電車100周年企画は、地域と鉄道の価値を発信し、未来を見据えた取り組みとして進んでいきます。これからも叡山電車への温かいご支援をお願いいたします。


画像1

画像2

画像3

関連リンク

サードペディア百科事典: くるり 叡山電車 リバー

トピックス(イベント)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。