香川県のファミリーマートにおけるご当地ATMサービス
香川県に住む皆さん、そして訪れる観光客の皆さんに嬉しいニュースが届きました。株式会社イーネットが、百十四銀行と協力して、香川県内のファミリーマートに設置されたイーネットATMで、ご当地言葉でおもてなしする音声サービスを開始したのです。これにより、ATMを利用する際のちょっとした楽しみが増え、地域の温かみを感じながら取引ができるようになります。
どんなご挨拶があるの?
新しく導入された音声サービスでは、カードをATMに挿入すると「いらっしゃいませ」という挨拶が各地域の方言で流れ、取引が終了した際には「ありがとうございました、またお越しください」とご当地ならではの挨拶が届けられます。以下に、具体的な地域別の挨拶をご紹介します。
- いらっしゃい: いらっしゃい、よーおいで
- ありがとうございました: ありがとなー、またきていた
- いらっしゃい: おいでませ、よーきたの
- ありがとうございました: ありがとなー、またきーまいね
- - 中讃・西讃エリア(坂出市、丸亀市、その他5市)
- いらっしゃい: おいでまーせ、よーきたな
- ありがとうございました: ありがとなー、またきてな
このような地域ごとの挨拶により、より身近に感じられるATMの利用体験が提供されます。
設置状況とこれからの展開
イーネットATMは香川県内に99台設置されており、エリア別の設置台数は、東讃エリアが4台、高松エリアが50台、中讃・西讃エリアが45台となっています。これからも地域密着型のサービスを展開し、さらに多くの地域でご当地言葉ATMの導入が進む予定です。実際、イーネットは全国各地でご当地言葉に対応したATMを展開しており、香川県は21府県目の導入となります。
現在、イーネットは沖縄県を皮切りに、九州や四国、関西など多くの地域でご当地言葉ATMを推進。ポピュラーな言葉だけでなく、各地の特色を活かした挨拶が集まっています。イーネットの公式ウェブサイトでは、各地ごとのご当地言葉音声を確認できるほか、地域の名産品や名所も紹介されているので、地域の魅力を再発見できる良いチャンスです。
デジタルサイネージでの情報提供
また、イーネットATMの上部にはデジタルサイネージも設置されており、香川県の名産品や観光名所の写真と共にご当地言葉が紹介されています。音声は流れませんが、15秒間の動画を5分に1回頻繁に放映することで、通りすがりの方にも地元の魅力を伝える仕組みです。このように、ATMはただの現金引き出しのための機械ではなく、地域文化を発信する場所にもなりつつあります。
まとめ
香川県内のファミリーマートに設置されたイーネットATMがご当地言葉での挨拶を実施することで、地域の人々や観光客がさらに温かい体験を得られるようになりました。地域の方言を通じて、親しみやすく、かつ心温まるサービスを楽しむことができるこの機会を、ぜひお見逃しなく!今後の展開が楽しみですね。