後藤瑞穂の個展
2025-05-19 10:39:19

後藤瑞穂の個展「憶えている景色、見た事があるレモン」が京都で開催

後藤瑞穂の個展「憶えている景色、見た事があるレモン」



2025年6月3日(火)から6月23日(月)まで、京都 蔦屋書店にて、現在女子美術大学大学院に在籍しているアーティスト、後藤瑞穂の個展が開催されます。この個展では、彼女が生み出す新たな視点での歴史を感じることができます。

後藤瑞穂は、アートを通じて過去と現在が交差する瞬間を捉え、自らの記憶や経験を通じて人々に問いかけを行っています。彼女の作品には、ホロコーストや戦争、植民地支配といった重いテーマが扱われ、観る者に対して深い感情を呼び起こさせるのです。会場には、彼女が描いた「パンをつかむ」と「靴下、マンゴー」という二つの作品が展示され、視覚的な感動を与えてくれます。

展示内容とテーマ



g特に本展では「似ているもの」というテーマが掲げられています。このテーマのもと、過去の暴力や痛みがどのようにして現在に影響を与えているのか、そしてその類似点に寄り添うことで私たち自身の立ち位置を見つめ直す機会を提供しています。「道で倒れている女性」や「棒を持つ男性」など、異なる場所から生まれた作品が、実は似た状況を反映していることを示唆しています。

このような視点は、歴史的な出来事を単なる過去のものとして捉えるのではなく、現代人としての生き様にどのようにリンクしているのかを再考するきっかけとなります。特に、社会の現実と直面したときに、これまでの記憶がどのように影響を及ぼしているのか、強く考えさせられる展覧会です。

アートと現代社会



後藤のアートの魅力は、彼女の作品がただ美しいだけでなく、社会的問題に真摯に向き合っているところにあります。観る者は彼女の作品を通じて、日常の中に潜む歴史の影を感じ取ることができるでしょう。彼女の絵画は、私たちが今生きる社会の複雑さや矛盾を映し出しており、そのメッセージは明確です。物事の一面だけを捉えるのではなく、様々な側面から見ることの重要性を教えてくれます。

展覧会の詳細



この個展は、入場が無料であり、アートに対するハードルを下げる良い機会です。また、展示作品は、会期初日に10:00から販売も開始されますので、気になる作品があればぜひ早めに訪れることをおすすめします。さらに、アート販売のECプラットフォーム「OIL by 美術手帖」でも同期間中の販売が予定されており、アートを身近に感じるチャンスが広がっています。

アクセス情報



京都 蔦屋書店は、京都市下京区にあり、京都髙島屋S.C.の5階と6階に位置しています。営業時間は10時から20時(最終日は17時閉場)で、ゆったりとした時間を過ごすことができます。アートだけでなく、資料や書籍、カフェスペースでも充実したひとときを楽しめる空間です。京都を訪れる際は、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

まとめ



後藤瑞穂の個展「憶えている景色、見た事があるレモン」は、歴史と現代を交錯させる独自の視点が感じられる展示です。是非、この機会を逃さずに訪れて、アートを通じて深い感動を体験してください。


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