新たな武器としての京かぬれプロジェクト
2023年4月、京都での新しい土産物として誕生した「京かぬれ」は、企業と福祉の力を融合させたプロジェクトから生まれました。このプロジェクトは、社会福祉法人エクスクラメーション・スタイル・キョウトと株式会社J・F・Sの合作です。彼らは、障がい者が持つ仕事力を活用し、京都の魅力を詰め込んだスイーツを全国に提供することを目指しています。
福祉と企業のコラボレーション
「京かぬれ」プロジェクトのコンセプトは、「I and I make it !! ~みんなで作り上げる~」です。これは、障がいのある人々と企業の専門性を組み合わせ、新しい価値を生み出すものです。この取り組みは、障がい者の社会参加を促進し、地域の産業振興にもつながると期待されています。
京都を感じるスイーツ
今回開発されたスイーツは、宮廷文化の深く根付いた京都をイメージした「京かぬれ」です。特に注目すべきは、伝統的な抹茶やほうじ茶を用いたバリエーション。これにより、ただお土産としての役割を果たすだけでなく、京都の食文化の新たな魅力も伝えることができます。
金型の製造から配慮し、オリジナルでありながらも障がいがあっても関わりやすい作業工程を取り入れました。商品は、伝統製法で作られた「カヌレ・ド・ボルドー」と、米粉を使用したグルテンフリーの「カヌレ・ド・キョウト」がラインナップ。これにより、様々な食のニーズに応えることができます。
美しいパッケージデザイン
商品のパッケージは、京都の美しい石庭「枯山水」をモチーフにデザインされています。カヌレは、凛とした岩々のように表現され、持ち運びたくなるようなアートに仕上がっています。これにより、見た目の美しさだけでなく、京都特有の落ち着きをも感じられる逸品となっています。
多彩なフレーバー
「京かぬれ」では、様々なフレーバーも展開されています。一般的なバニラだけでなく、抹茶やほうじ茶など、選べる楽しさも魅力の一つです。全6種類のフレーバーが用意されており、全てにチョココーティングを施すことで、より贅沢で深い味わいを楽しむことができます。
待望の発売と今後の展開
「京かぬれ」は、スイーツとしてはもちろん、京都の新たなお土産としても大きな注目を集めています。現時点では、3個入り880円(税込)、6個入り1,880円(税込)で販売されています。また、チョコがけ製品も用意されており、チョコ好きな方にもおすすめ。
今後は地域の老舗企業とのコラボレーション企画も進行中とのことで、更なる商品展開が期待されます。 京都の文化と障がい者の仕事力が結集した、「京かぬれ」。この新しいお土産を、ぜひ一度お試しください。きっと京都の魅力を再発見できることでしょう。