同志社創立150周年の記念に新刊『同志社百五十年史』が登場
2025年11月29日、学校法人同志社が創立150周年を迎える際に、記念出版として『同志社百五十年史 各学校と関連団体』が刊行されます。これは、1979年以来、半世紀ぶりとなる年史の編纂事業であり、多くの同志社関係者や学生にとって、特別な意味を持つ一冊です。
編纂の背景
『同志社百五十年史』は、同志社がこれまで積み上げてきた歴史とその影響を振り返る貴重な資料として、同校の各教育機関や関連団体の沿革、現障況をまとめたものです。この編纂作業は、小林丈広同志社大学文学部教授を委員長とする編纂委員会によって進められています。
同書は、3つの巻で構成されており、その一つ「各学校と関連団体」では、高等教育機関から幼児教育まで、同志社が設置するすべての学校の概要と歴史が詳述されています。特に、同志社大学と同志社女子大学については、各学部や研究科、教育・研究組織、さらには事務組織に至るまで詳細に取り上げるという特徴があります。
様々な関連団体も網羅
この新刊の特徴として、同志社の組織だけでなく、関連団体についても詳しく説明されています。同志社教会、同志社エンタープライズ、同志社校友会、同志社同窓会、同志社スポーツユニオンなどの団体も紹介されており、同志社の広範なつながりと影響範囲を理解する助けとなります。
今後の展開
また、編纂委員会では、引き続き「通史Ⅰ」「通史Ⅱ」の編集作業を進めており、2028年3月までに全ての巻が刊行される予定です。同志社の歴史を深く学ぶことができるこの一連の出版物は、学内だけでなく、地域社会や広く一般の方々にとっても、同志社の理解を深めるための貴重な資料となることでしょう。
購入情報
新刊『同志社百五十年史 各学校と関連団体』は、税別で7,000円で頒布されており、同志社エンタープライズや同志社生活協同組合で購入することができます。同志社の歴史に触れ、学びながら、これからの未来へと繋がる一歩を踏み出すために、ぜひ手に取ってみてください。
まとめ
同志社の150周年を記念するこの新刊は、過去の足跡を振り返るだけでなく、未来に向かう同志社の姿を描くための重要な文献として、多くの人々に愛されることでしょう。同志社における教育の重要性とその成果、また、地域社会への貢献について、改めて考える良い機会となるはずです。