くら寿司の万博プロジェクトが受賞!
くら寿司が誇る『回転レーンで世界つなぐ』プロジェクトが、公益社団法人日本パブリックリレーションズ協会が主催する「PRアワード2025」においてブロンズを受賞しました。このプロジェクトは、回転すしの魅力を再認識し、国内外での伝統の新しい形を提案する重要な試みです。
回転すしが体験できる新たな舞台
2019年、大阪万博への出店が決定したくら寿司は、70カ国の料理を組み合わせた特別メニューを回転レーンで提供することで、寿司と各国の特色を共存させることを目指しました。回転すしという形態は、日本の食文化の象徴ともいえる存在であり、その魅力を改めて世界に発信するチャンスとなります。
設定された回転レーンは、単なる食事の提供手段に留まらず、「世界を一つにする象徴」として位置づけられました。これは、食材の多様性を尊重し、70カ国の代表的な料理を一堂に集めることで、参加者に新たな食体験を提供するという意義を持っています。
プロジェクトの具体的な取り組み
くら寿司のプロジェクトチームは、各国の料理を実際に味わいながらメニューを開発しました。特に、25カ国の大使館との連携により、「大使館が認める味」として、本格的な体験を提供することを重視しました。これにより、文化的な背景にも考慮しながら、特製メニューの品質を向上させることに成功しました。
開幕を来年に控えたこのプロジェクトの周知活動は、2024年9月から本格的にスタートします。メディア発表会やテレビCM、さらには全国約550店舗を利用した「味の万国博覧会」により、注目を集めていく予定です。
国内外メディアでの反響
万博開催前後には、テレビやSNS、海外メディアからの注目も集まり、結果として30万人以上の来店者を達成しました。この反響は、回転すしの新たな価値を提案し続けるくら寿司にとって、大きな自信となるでしょう。
また、持続可能な素材や建材を取り入れた店舗デザインや国際的な連携を通して、回転すしの未来に関する新しい価値観を既存の枠を超えて展開していくことが期待されます。
まとめ
くら寿司の万博プロジェクトの受賞は、単なるマーケティング戦略に留まらず、文化の融合という観点からも重要な成果の一つです。国内外での回転すしの理解を深め、その存在感を高めるための努力が結実した形です。世界各国の料理が一堂に会する未来の「味の万国博覧会」に期待が高まります。