京都・天鏡院で楽しむ和楽器演奏
京都の洛西、静かな竹林に包まれた寺院「天鏡院」で、新しい音楽体験が始まります。プロ和楽器集団「猩猩」による特別プログラムが、2025年秋からロングランで開催されることが決まりました。この公演は、訪日富裕層やウェルネス志向の旅行者に向けて提案されるもので、和太鼓や篠笛、箏などの和楽器で奏でられる美しい音響の世界が広がります。
特別プログラムの魅力とは
この公演では、国内外で活動するプロの演者が、完全即興で演奏を行います。観光地では決して味わうことのできない、心洗われる日本文化の真髄を体感できるのが最大の魅力です。譜面を用いず、その瞬間に感じる自然の声に耳を傾け、音楽を紡ぐ。風の音や鳥のさえずり、草花の息づかいが、演奏に命を吹き込むのです。このような体験は、マインドフルネスやウェルネスの実践とも重なり、心身を整えるひとときを提供します。
体験の流れ
プログラムは約1時間30分構成で、以下の流れで進行します:
1.
ウェルカム・リラクゼーション (30分)
竹林や石庭を散策し、波の音色で醸したオリジナルの日本酒「レコ酒」を堪能しながらリラックス。
2.
和楽器演奏×瞑想セッション (30分)
猩猩による生演奏に合わせての呼吸&瞑想体験。音に身を委ね、自分自身と対話する時間を持ちます。
3.
静寂の時間 (20分)
自然に耳を澄ませ、静かな時間を享受。この時間は、風や鳥の声に心を癒すリセットの時。
4.
終了後フリータイム (+食事オプション)
自由に境内を散策したり、別途オプションで会席料理なども用意されます。
「レコ酒」とは
このプログラムで提供される日本酒「レコ酒」は、猩猩の演奏を体感した際に醸造されるもので、飲むことでその音の世界と繋がれる特別な一杯です。
アクセスと詳細
- - 実施場所: 京都・天鏡院(洛西)
- - 住所: 京都府京都市西京区樫原鴫谷10
- - 開催日: 平日(予約制)
- - 時間: 10:30/13:00/15:30(各回約1時間30分)
- - 定員: 各回最大30名(最小催行人数5名)
- - 参加費: 30,000円(税別)~
- - 申込: Instagramのダイレクトメッセージまたはメール。
演者たちのご紹介
- - 奈尾 知弥: 和太鼓、篠笛、獅子舞の表現者。国内外で多岐にわたる活動を展開。
- - 橋本 桂子: 箏・三絃の演奏に優れ、国内外で活躍する邦楽の魅力を持つ奏者。
- - 寺町 仁冶: 篠笛の専門家として、伝統と現代音楽の融合を追求。
このように、天鏡院では、ただの観光ではなく、心と身体を豊かにする体験が用意されています。ぜひ特別な日や、心を整えたいときに訪れてみることをお勧めします。