天橋立の新名物「もち入り丹後のあんぱん」が快進撃!
京都府與謝野町に位置する「お菓子の館はしだて」では、毎年多くの観光客を魅了する新名物「もち入り丹後のあんぱん」が販売されています。この商品は、2011年度から始まった販売が、顧客の支持のおかげで13年で驚異的な成長を遂げました。
2011年からの快進撃
販売が開始された当初、2011年度の販売数はわずか5,500個でした。しかし、試行錯誤を繰り返す中で、2024年度には驚異的な80,000個を超え、15倍もの販売を記録。この躍進は、地域の方々の支えや多くの観光客のおかげです。
特徴的なサイズと味
「もち入り丹後のあんぱん」は、その可愛らしいサイズ感と豊富な具材が特徴です。十勝産小豆の粒あんをぎゅうひ餅で包み、まるでお饅頭のような一品に仕上がっています。手作業で包まれているため、味わいは絶品です。1個270円という手ごろな価格も、リピーターを生む要因の一つです。特に観光バスが到着した際には、あっという間に売り切れることもあります。
開発の背景
「もち入り丹後のあんぱん」は、店舗のリニューアルと共に生まれました。以前の「ドライブインはしだて」から「お菓子の館はしだて」に変わる際、地域の方にも利用しやすい店作りを目指しました。オープン初年度はまだ目立たなかったあんぱんですが、地域の魅力を伝えるための看板商品に成長しました。
2014年からは、観光客に向けたお土産としての需要が見込まれ、天橋立の名物「知恵の餅」をヒントにした新たなレシピが開発されました。
コロナ禍からの復活
2020年にはコロナ禍による影響で販売数量が落ち込みましたが、多くの地域住民の支援がありました。その結果、2023年からは盛り返し、各所での取り扱いも開始しました。これにより、再び人気を取り戻し、24年度には8万個超の販売に成功しました。
メディアでの注目
また、京都府の広報サイト「KYOTO SIDE」では、京都の個性を持ったご当地あんぱんの一つに選出されるなど、今後のさらなる発展が期待されます。店長の黒田さんは「多くの方にこの商品を味わっていただけて とても嬉しいです。地域の皆様や観光客、そしてスタッフ全員の協力が大きな数字を生み出しました」と感謝の言葉を述べています。
これからも、地域に根差した商品として、たくさんの方々に愛されるあんぱんを提供し続けていきます。
店舗情報
- - 店舗名: お菓子の館はしだて
- - 住所: 京都府与謝郡与謝野町字男山801-4
- - 電話番号: 0772-46-4500
- - 公式サイト: お菓子の館はしだて
地域に愛される「もち入り丹後のあんぱん」。ぜひ、訪れた際にはお土産にしてみてはいかがでしょうか。