冬の京都で覗く名店巡りと世界遺産の旅を楽しむ

冬の京都で味わう名店巡りと世界遺産の魅力

寒さが本格的に訪れる冬、京都の街並みは静謐さと共に特別な美しさを放ちます。そんな季節に、テレビ大阪の番組『おとな旅あるき旅』が紹介したのは、冬の京都で訪れたい美味しい名店と世界遺産の数々です。今回は、アナウンサーの上原美穂さんとタレントの三田村邦彦さんが体験した、心温まる旅を振り返ってみましょう。

伝統の味、老舗料理店【湯豆腐嵯峨野】

旅行の始まりは、嵐山に位置する60年以上の歴史を誇る『湯豆腐嵯峨野』。創業から長年愛され続けているこの店で、三田村さんが選んだのは、風情あるお庭を眺めながらいただく『湯豆腐定食』。使用されているのは、嵐山の名店『嵯峨豆腐森嘉』の木綿豆腐。口当たりが絹ごしの様に滑らかで、豆腐本来の味を感じることができます。また、胡麻豆腐も絶品で、三田村さんの笑顔が印象的です。

レトロな喫茶店の極旨『和牛サンド』

次に訪れたのは、1969年創業の喫茶店『コーヒーショップヤマモト』。ここでは、自家焙煎のコーヒーと共に、A5ランクの黒毛和牛を使った『和牛カツサンド』を味わいます。肉厚のサンドイッチは、まるでステーキを食べているかのよう。軽快なトークを交えながら、三田村さんと上原さんはこの美味しさに感動。

昭和の雰囲気漂う『笑福亭』で京うどん

続いて向かったのは、1918年創業の京うどん専門店『笑福亭』。ここで味わったのは、きつねうどんと『のっぺいうどん』。特に、たっぷりの餡掛けがかかった『のっぺいうどん』は心をほっこりとさせてくれます。家庭的な雰囲気の中、ほっと一息つく貴重な時間です。

世界遺産『龍安寺』で歴史を感じる

美味しい食事の後は、世界遺産である『龍安寺』へ足を運びます。この寺は1450年に創建された歴史ある場所で、特に『雲龍図』という襖絵の特別公開は見逃せません。九つの龍が描かれ、見る者を引き込むその魅力は、三田村さんと上原さんも感動していました。

子どもにも大人気の『ちっちゃなおもひで』

次に訪れたのは1980年創業の『ちっちゃなおもひで』。ここでは、お好み焼き『おもひで焼』を味わい、外はパリッと、中はふんわりとした絶妙な食感が人気です。どこか懐かしさを感じる味わいは、老若男女を問わず多くの人々を魅了しています。

極上の調味料『長文屋』を体験

その後、1946年創業の調味料専門店『長文屋』を訪れ、それぞれのお好みに合わせたオリジナルの七味唐辛子を配合してもらう体験も楽しみました。料理に一層の深みを与える調味料は、京都の家庭でもよく使用されています。

スターたちも通う『焼肉楽天王』

夜、世界遺産『仁和寺』近くの『焼肉楽天王』で迎えたのは絶品焼肉の夕食。特に『特選牛もつ鍋』は、焼肉の網の上に鍋が登場し、和牛ホルモンの旨みがスープに溶け出します。外食の特別な体験に加えて、心温まる食卓が広がります。

冬の京都は、歴史だけでなく、地元の名店が持つ味わいも素晴らしい旅の目的地です。この冬、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか？