春の訪れを感じさせる3月30日、京都の歴史深い場所、興聖寺で特別なイベントが開催されます。この日は、作家の諸田玲子さんと澤田瞳子さんという、京都に深い縁を持つ二人の作家が集まり、特別なクロストークを繰り広げます。興聖寺は、戦国時代の大名・古田織部とその妻・せんにちなんだ場所であり、彼らの人生や作品の背景を通じて、時代小説の魅力を映し出すことができる特別な舞台です。
このイベントは、京都新聞の記者による公開取材の形式で進行され、作家たちの創作に対する思いや、時代小説の世界についてのディスカッションが堪能できます。また、最近刊行されたばかりの諸田さんの『織部の妻』や澤田さんの『しらゆきの果て』についても触れながら、彼らが感じる「京都」の魅力や課題について深く掘り下げます。
興聖寺の敷地内は神秘的な雰囲気に包まれており、参加者は歴史を感じながら心豊かな時間を過ごすことができます。クロストークの中で話されるのは、作品に込められた思いだけでなく、江戸時代に対する新たな視点や現代との関連性など、多岐にわたります。このイベントを通じて、歴史や文化を主題とする文学の面白さと、その制作の過程を知る貴重な機会となることでしょう。
当日は、午後1時から開場し、午後1時半からクロストークがスタートします。イベントは約2時間にわたり、午後3時半頃には終了予定です。参加費用は2000円で、別途チケット発券料の165円が加算されるため、事前にチケットを購入することをお勧めします。こちらのイベントに参加することで、歴史と文学が交差する興聖寺の独特の雰囲気を体験し、作家たちの生の声を聴く貴重な時間を過ごしてください。
さらに、この特別な日には、両作家の著書も販売され、ミニサイン会も予定されていますので、ファンにとってはまさに夢のようなチャンスです。この機会をお見逃しなく!
興聖寺へのアクセスは、京都市上京区堀川通寺之内上ルと非常にアクセスしやすい場所にあります。文学や歴史に興味がある方はもちろん、京都の文化をより一層深めたい方々にも最適なイベントです。興聖寺で、特別で貴重な文化体験を共有しましょう。未来の文学シーンの担い手たちを応援し、その魅力を再発見する良いチャンスとなると思います。ぜひ参加をご検討ください。