清水焼写真集
2025-02-06 13:35:51

清水焼の魅力を伝えるブランド写真集『TOKINOHA』が登場

清水焼の魅力を伝えるブランド写真集『TOKINOHA』が登場



清水焼の伝統を継承し、世界中の食卓にその魅力を届ける『TOKINOHA』。このブランドが、初めてのブランド写真集を発表しました。この写真集は、2025年2月5日に限定1,000部で発売される予定です。

清水焼ブランド『TOKINOHA』は、京都市の清水焼団地を拠点に、清水大介氏とそのパートナー清水友恵氏によって2009年に設立されました。彼らは、清水焼の豊かな歴史を受け継ぎながら、現代のライフスタイルに合った新しい清水焼を提供することに情熱を注いでいます。本書では、27,000字に及ぶ言葉と、写真家・中川正子氏による美しい写真が融合し、200ページの大作としてまとめられています。

写真集の特長



この写真集は、ただの器の写真集ではありません。中川正子氏の手によって、京都の風情、清水大介と清水友恵の日常、陶器の製作現場など、TOKINOHAが関わるすべての瞬間がしっかりと捉えられています。ページをめくるたびに感じられる温もりや、器と同じように愛着を持って迎え入れたくなるような一冊です。

「ちょっといいふつう」をテーマに、日常生活の中で使われる器が完成する過程や、その背後への思いを伝えている点が特に魅力的です。字面だけでなく、目に映る全ての要素が読者を魅了します。

限定で手に入る価値ある本



この写真集は、ドイツ装で仕立てられ、無線背形状のクータ・バインディングを施されるなど、その造りにもこだわりが見えます。フォーマットはA4変サイズで、定価は11,000円(税抜価格10,000円)です。手に取る価値のある一冊として、自費出版で1000部が限定制作されました。

清水大介氏は、「この本を通して、日本のみならず多くの人にTOKINOHAの器を知ってほしい」と願いを込めています。過去の歩みが未来へとつながる意味深い一冊になることを期待しています。

写真集制作の背景に秘めた想い



写真集の構想は2021年に始まり、ブランドのタグラインとロゴを新たにすることからスタートしました。そこから2年間をかけて、自由な表現やオーダーメイドの精神をTOKINOHAに欠かせない要素として引き出しました。また、陶芸家が直面する流通の課題や職人の待遇改善にも向き合い、それらの考えも記されています。

世界初公開を経て



この作品は、2025年1月23日から26日までアメリカ・サンフランシスコで行われたFOG DESIGN+ARTにて世界的に初めて公開されました。今後も海外での販売や、東京・京都での出版記念展を予定しています。

陶芸の未来を見据えたTOKINOHA



TOKINOHAは、清水焼の新たな可能性を探求し続けていきます。この写真集を通じて、彼らの陶芸に込めた想いや取り組みが多くの方々に伝わり、次世代へと引き継がれることを願っています。

__TOKINOHAの公式ウェブサイトやお問い合わせ先も記載されていますので、ぜひご覧ください。__


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