Sisterna B.V.がEcoVadis社のプラチナ認定を獲得
第一工業製薬のグループ会社であるSisterna B.V.(以下、システルナ)は、EcoVadis社の評価において「プラチナ」を獲得しました。このAchievements(成果)は、持続可能性への取り組みが高く評価され、世界の企業の上位1%に位置付けられるものです。
システルナは、ショ糖脂肪酸エステルの生産と販売を手がける企業で、医薬品や食品、香粧品など多様な分野で使用される高安全性の材料を提供しています。今回の評価獲得は、当社の積極的なサステナビリティ戦略が認められた結果です。
環境への配慮と責任
システルナはサステナビリティを企業の重要な柱と位置づけ、RSPO(持続可能なパーム油のための円卓会議)認証を取得しました。この認証により、全てのショ糖脂肪酸エステル製品がRSPOに準拠した原材料から製造されていることが保証されます。
昨年の「ゴールド」に続き、さらに高い評価を受けた背景には、特に「持続可能な調達」への注力があります。EcoVadisの評価基準において、「環境」「倫理」「労働と人権」「持続可能な調達」の4つのテーマのうち、「倫理」と「持続可能な調達」のスコアが顕著に伸びたことが要因となっています。
社会的責任への取り組み
第一工業製薬は、環境保全と社会的責任を考慮した原材料の調達・製造・出荷に努めています。システルナは、安定した品質のショ糖脂肪酸エステルを供給するため、グループ全体での協力体制を確立しています。これにより、今後も持続可能な企業活動を推進し、効果的なサステナビリティを実現していく所存です。
システルナ社のコメント
システルナ社は、3年連続で「ゴールド」を受賞した後、この度「プラチナ」に認定されたことを非常に誇りに思っているとコメントしています。この成果は、同社のメンバーやパートナー企業の努力によるものであり、今後もサステナビリティに関する取り組みを続けていく意向を示しています。
EcoVadis社について
EcoVadis社は、2007年に設立された世界有数のサステナビリティ評価機関で、10万社以上の企業に対する評価を提供しています。同社の評価は「環境」「倫理」「労働と人権」「持続可能な調達」といった4つのテーマに基づいて行われ、企業の社会的責任を測る重要な指標となっています。
まとめ
システルナがEcoVadis社から「プラチナ」の認定を受けたことは、同社のサステナビリティへの高いコミットメントを示すものです。第一工業製薬と共に、今後も社会に対する貢献を考えた企業活動に取り組んでいくことでしょう。サステナビリティ意識の高い企業として、社会へ更なる良好な影響を与えていくことが期待されます。