セミナー概要
2023年12月10日(水)、大阪にて、企業とNGOが協力して責任ある鉱物調達の新たな潮流を考える企業向けセミナーが開催されます。本セミナーは、認定NPO法人テラ・ルネッサンスと合同会社継青堂の共催で行われ、今回のテーマは「企業の責任ある鉱物調達の新潮流 ― NGOとの連携の可能性」です。
このイベントは、世界人権デーに合わせ、紛争被害者の支援活動を行うテラ・ルネッサンス(理事長:吉田真衣、京都市)と、企業の人権デューディリジェンスをサポートする継青堂(代表:樋口利紀、京都市)の協力によって実現しています。
目的と重要性
近年、グローバル市場の不確実性が高まる中で、企業が人権リスクにどのように対応するかが、企業価値にも影響を与える重要な課題として浮上しています。特に、鉱物調達においては、紛争地域からの供給が人権に与える影響が大きく、責任ある調達が求められています。
本セミナーは、企業とNGOが垣根を越えて協力し、サプライチェーンに潜む人権課題の解決策を模索する試みとなります。多様な業界からの専門家が集まり、参加者には実務的な知見を得る貴重な機会が提供されます。
登壇者と議論
セミナーには、NGOの現地職員や製造業の大手企業からの担当者、ビジネスと人権の専門家など多彩なスピーカーが参加します。彼らはそれぞれの視点から、責任ある鉱物調達に関する議論を行い、新たな解決策を提案する予定です。
例えば、認定NPO法人テラ・ルネッサンスの理事/海外事業部長である小川真吾は、ウガンダやコンゴ民主共和国などでの紛争被害者支援の経験を基にした実践的な知見を共有します。また、企業の法務コンプライアンス部門から参加する石川みち子さんも、企業の責任ある調達の重要性について述べる予定です。
このような多角的な視点からの議論を通じて、参加者は、企業とNGOが連携することでどのように人権問題を解決していけるのか、その手法や思考を深めることができるでしょう。
参加方法と内容
ご興味のある方は、QRコードを通じて申込フォームに必要事項を入力し、早めにお申し込みをお願いいたします。参加者には限りがあるため、定員に達する前のお申し込みをお勧めします。
会場は、大阪市淀川区の貸会議室ラミL-site4Fで、最寄り駅は御堂筋線の新大阪駅です。駅から徒歩2分というアクセスの良さも魅力です。
まとめ
このセミナーは、企業とNGOがどのように共同して社会的課題に取り組むか、その新しい形を模索する場として、大変意義深いものです。人権の確保と企業の持続可能な発展を結びつけるこの試みが、今後の企業の致命的な課題解決に寄与することを期待しています。ぜひ、参加して一緒に考えてみませんか?