酸素濃縮器HAO-5X0XW/3X0XWが選出！デザインの力で健康を支える

オムロンの酸素濃縮器が選出された背景

オムロンヘルスケア株式会社が提供する「酸素濃縮器 HAO-5X0XW/3X0XW シリーズ」が、2025年の「JIDAデザインミュージアムセレクション vol.27」に選ばれたことが発表されました。これは、公益社団法人日本インダストリアルデザイン協会（JIDA）が主催するもので、オムロンの製品がこの賞に選ばれるのは今回で5度目となります。

JIDAデザインミュージアムセレクションは、「美しく豊かな生活を目指して」というテーマのもと、日本国内外の優れたデザインを選定する審査制度です。多くの製品が公募され、厳正な審査を経て選ばれるため、オムロンの酸素濃縮器がこの場に名を連ねることは、デザインの実力を証明する大きな名誉です。

酸素濃縮器の使命

この酸素濃縮器は、呼吸器疾患を抱える患者が自宅で酸素を吸入するために使用されます。通常の呼吸だけでは不足する酸素を補うための在宅酸素療法を支援する、重要な医療機器です。この器具は、患者の実際の使用環境を観察し、生活に溶け込む形でデザインされています。

オムロンは、ユーザーに寄り添った製品開発をしている企業として知られています。患者のニーズを理解するために、訪問を行い実情を把握し、使いやすさと精度に重点を置いて、ユーザーニーズに応える製品づくりを進めています。

デザインのこだわり

最近のデザインでは、中等度の患者を意識し、医療機器という印象を軽減するために、柔らかいイメージの家電製品に近い仕上がりを目指しました。一方で、信頼性を重視する重度の患者向けには、より医療機器らしいシャープな造形を採用しています。このように両者の要望に応えつつ、オムロンブランドとしての一貫性を保っています。

これにより、すべての利用者が安心して毎日使えるデザインを実現しています。

JIDAとオムロンの関係

公益社団法人日本インダストリアルデザイン協会（JIDA）は、1952年に日本で初めて設立されたデザイン団体で、産業デザインを振興することを目的としています。国内外のデザイン組織と連携し、様々なプロジェクトを展開し続けています。

オムロンは、デザインと技術を融合させた製品開発を続け、健康で豊かな生活の実現に貢献しています。これからもユーザーの声を反映し、さらなる改良を加えながら、より質の高い製品を提供し続けていく所存です。

この酸素濃縮器の選出は、オムロンが追求する製品の美しさ、機能性、そして大切な人々の健康に対する情熱を象徴する結果となったことを意味します。