ハンガリー刺繍を楽しむ特別ワークショップ
京都を舞台に、ハンガリー刺繍の魅力を存分に味わえるワークショップの開催が決定しました。2025年9月14日と23日に、二条城前に新たにオープンするクラフトラウンジ「有閑堂」で、人気の刺繍作家Andi氏を迎え、特別な体験が提供されます。今回のワークショップは、Andi氏にとって初めての講師活動であり、ハンガリー刺繍の伝統技術を直に学べる貴重な機会となっています。
ゲストクリエイターAndi氏について
Andi氏は、ハンガリーの首都ブタペスト出身で、京都在住の刺繍作家です。彼は、SNSを通じて着物や和装小物に施されたハンガリー刺繍を発信し、多くのファンを魅了しています。着物にハンガリーの伝統的な刺繍を施す手法は、新しい視点から日本の文化を楽しむ方法として注目されており、今回のワークショップはその一環でもあります。
ワークショップの詳細
ワークショップは、9月14日と23日の2日間、各日10時から18時(最終受付は17時)に行われ、参加料金は4,950円(税込・材料費込)です。参加者は事前申し込みの後、好きな時間に訪れ、1〜2時間の間でハンガリー刺繍を体験します。半襟またはハンカチに好きな刺繍モチーフを施し、Andi氏が選んだ図案に従って、実際にハンガリーのコットン糸を使用して本格的な刺繍を体験できます。実際の刺繍のイメージを感じながら、初心者から経験者まで楽しめる内容となっています。
ハンガリー刺繍の魅力
ハンガリー刺繍は、各地方ごとに異なるデザインが特徴の伝統的な技術です。特に人気のカロチャ、マチョー、フルタイの3種類は、それぞれ独自の美しさとカラフルなデザインを持っています。参加者はこれらのモチーフの中から好きなものを選び、ただ美しいだけでなく、刺繍の背後にある文化や故事を学ぶことができます。Andi氏の指導のもと、初心者の方でも美しい作品を完成させることができるでしょう。
お茶席でもハンガリー刺繍を楽しむ
また、10月4日には、ハンガリー刺繍を愛でる特別なお茶席が用意されています。このお茶席では、Andi氏が手がけた作品を間近で鑑賞しながら、リラックスした雰囲気の中でお茶を楽しむことができます。お茶席では、意思を持たない堅苦しさはなく、どなたでも気軽に参加できる空間が提供されています。お茶席に参加しなくても、展示を楽しむことも可能ですので、興味のある方はぜひ訪れてみてください。
「有閑堂」の魅力
イベント会場となる「有閑堂」は、築100年以上の京町家を改装した新しいクラフトスペースで、9月8日にグランドオープンします。ここでは、さまざまな手工芸を楽しむことができ、忙しい現代人にとって癒しと創造性を提供する場所となっています。ハンガリーと日本の文化を融合させたユニークなイベントを通じて、参加者同士やAndi氏との交流も楽しめるでしょう。
おわりに
この特別なワークショップとお茶席は、ハンガリー刺繍だけでなく、日本文化への理解を深める機会にもなります。日頃の忙しさから少し離れて、手を動かしながら新しい体験を共有することで、豊かな時間を過ごしてみませんか?ハンガリー刺繍の魅力を知り、一緒に楽しむこの機会をお見逃しなく。