光響、Quater社の高精度マイクロポジショナーを日本で販売開始

株式会社光響が新たな輸入製品を発表

株式会社光響が、Quater Research & Development社のオプトメカニクス製品であるマイクロポジショナーおよびマニピュレーターの輸入・販売を始めました。この発表は、計測技術の進化に寄与し、多様なニーズに応えるものとして注目されています。

Quater Research & Development社の概要

1978年に米国で設立されたQuater Research & Development社は、マイクロポジショナー及びマニピュレーター製品に特化したメーカーです。同社は、解析用プロービングや高精度位置決めにおいて豊富な経験を持ち、業界内での信頼を築いてきました。自社での一貫生産体制により、高い品質管理とコストコントロールが可能になっており、特にカスタム対応力には定評があります。様々な分野、特に半導体業界での計測、信頼性試験、品質管理、研究開発などで、世界中の顧客に製品を提供しています。

提供される製品の詳細

光響が取り扱うマイクロポジショナー及びマニピュレーターは、用途に応じて多彩なラインナップを誇ります。例えば、コンパクトな筐体ながら高い安定性を持ち、構成の柔軟性が特徴の「XYZ 300シリーズ」や、幅広い構成に対応可能な「XYZ 500シリーズ」があります。さらに医療やバイオ、半導体用途向けには「XYZ-1000」が精密プロービングを目的として設計されています。

重機器や光学機器の高精度移動の実現を目指した「XYZ 2000シリーズ」、そしてクロスローラーベアリングを採用して高荷重に耐えられる最新モデル「XYZ Line Toolシリーズ」が登場。また、サブミクロン単位の高精度位置決めを可能とする「QP150シリーズ」も製品群に加わっています。これらは、計測環境やアプリケーションに多くの選択肢を提供します。