光と影の夜
2025-04-16 11:01:52

『陰翳礼讃』から生まれた光と影の幻想的な夜

京都府京田辺市で特別な夜を体験しよう



2025年5月6日、京都府京田辺市に位置する酬恩庵一休寺にて、特別なライトアップイベント『陰翳と瞑想の世界翠のライトアップ』が開催されます。このイベントは、クラウドファンディングサイト「READYFOR」のサポートを受けて実現した夢のような催しです。この日は一般の方々にも開放され、日常を忘れさせる特別な夜を提供します。

イベントの魅力



このイベントの最大のテーマは、照明デザイナー原田武敏氏のきらめく才能と、谷崎潤一郎の名著『陰翳礼讃』にインスパイアされています。彼の手により、一休寺の境内は「光」と「陰」が織りなす幽玄な世界に生まれ変わります。昼の喧騒がひととき消え去り、静寂の中で見える美しさを感じることができるでしょう。

さらに、地域への還元を目的とした特別なコラボレーションが実施されています。京田辺市で活動するアート共同体「フィールアンビエント-KYOTANABE-」が参加しており、訪れる人々に偶然の出会いや体験を通じて、地域との結びつきを深めることを目指しています。これによって、まちと人々の共鳴が生まれ、新たな文化の理解と創出につながることを期待しています。

イベント詳細



日時: 2025年5月6日(火)
開門: 17時30分
閉門: 20時30分
料金:
大人: 1,500円
中高生: 800円
小学生: 500円
駐車場: 500円(要予約)

エントランスは通常の拝観が終了した17時を過ぎてからとなりますので、一度退出する必要がありますのでご注意ください。この機会に、心静かに美しい光景を楽しみながら、深い癒しを感じるひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか。

なお、完全予約制のため、チケットは「Peatix」にて事前購入する必要があります。また、駐車場には十分なスペースがないため、公共交通機関の利用が推奨されています。近鉄新田辺駅から一休寺間では、ピストンバスを運行する予定です。詳細は後日公式サイトでご確認ください。

フィールアンビエント-KYOTANABE- について



「フィールアンビエント-KYOTANABE-」は、京都田辺市にて2014年から活動を始めたアート共同体で、環境音をテーマにしたワークショップシリーズや展覧会を通じて、地域との響き合いを作り出しています。過去のイベントが多くのメディアに取り上げられるなど、その活動は注目を集めています。

ご協賛企業と文化資源の再発見



このイベントを支える協賛企業には、株式会社龍村美術織物やALCO、ひまわり照明設計室など、多くの地元企業が名を連ねています。これにより、地域の文化資源としての寺院の可能性を再発見し、多くの人々が静かなひと時を楽しむ機会が増えます。

最後に、興味のある方は公式ウェブサイトをご覧いただき、ぜひチケットをお求めください。この特別な夜、光と影のハーモニーの中で心の平穏を感じてみましょう。


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