音楽の旅、京都へ
2025-09-22 12:53:51

アイリッシュ・ハープと薩摩琵琶が奏でる音楽の旅、京都公演決定

音楽がつなぐ日本とアイルランドの旅



文化が交じり合う秋の季節、アイリッシュ・ハープ奏者のトリーナ・マーシャルと薩摩琵琶奏者のトーマス・蘭杖(らんじょう)が日本に上陸します。彼らは、10月18日から11月2日まで行われる来日公演ツアー「アイリッシュ・ハープと薩摩琵琶で巡る音楽の旅」を通じ、日本の各地で音楽の響きを届けます。このコンサートは、アイルランドと日本の不思議な縁を感じる貴重な機会です。

アイルランドと日本の文化的共鳴



アイリッシュ・ハープと薩摩琵琶という、二つの異なる楽器が奏でる音楽は、ただの音を超え、両国の精神的なつながりを表現します。アイルランド文学の巨匠、小泉八雲やW.B.イェーツが描いた日本とアイルランドの交歓を、音楽を通じて体験することができます。トーマス・蘭杖はこう述べています。「琵琶の声。歌うハープ。それは単なる音ではなく、記憶そのものを語る“声”です。」 これは、彼らの演奏に込められた思いそのものであり、両国の文化が交わる瞬間を感じることができることでしょう。

公演内容とプログラム



公演は二部構成になっており、第一部ではトリーナによるアイリッシュ民謡が披露されます。「Parting of Friends」や「Garden of Daisies」など、アイルランドの情感豊かな楽曲が楽しめます。そして第二部では、トーマスとトリーナの共演による古曲のアレンジが行われます。「さくらさくら」や「耳なし芳一」、「平家物語」など、伝統的な楽曲に新たな響きを加え、両国の文化の持つ美しさを際立たせます。

出演者紹介



トリーナ・マーシャル(Triona Marshall)


アイルランド出身のアイリッシュ・ハープ奏者で、さまざまな音楽スタイルを持つ演奏家です。彼女はザ・チーフタンズのツアーでの経験を基に、聴衆を魅了する独自の音楽スタイルを確立しています。明るく温かみのあるその演奏は、聴く人々に深い感動を与えます。

トーマス・蘭杖(Thomas Charles Marshall)


アイルランド生まれの薩摩琵琶奏者で、日本に来てから20年以上の経験を持ちます。故・普門義則氏に師事し、薩摩琵琶の魅力を世界に伝える活動を続けています。現在、ダブリンの聖アン教会と聖ブリジット大聖堂のミュージックディレクターも務めています。

ツアースケジュール



公演は各地で行われ、以下は代表的な日程です:
  • - 鹿児島:10月18日・19日
  • - 大阪・京都:10月25日(水無瀬神宮)、10月26日(妙蓮寺)
  • - 千葉:11月2日

料金はいずれの会場も、一般3,000円、小中高校生1,000円と非常にお手頃です。ぜひ、事前に予約をしてお越しください。

未来へ向けた音楽の架け橋



アイリッシュ・ハープと薩摩琵琶が織り成す音楽は、私たちの心に深く響きます。異なる文化の交流を感じながら、記憶に残る楽しいひとときをお過ごしください。各地で広がるこの音楽の旅に、ぜひご参加ください!


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