第13回漢字コンテストの魅力
公益財団法人 日本漢字能力検定協会が主催する「今、あなたに贈りたい漢字コンテスト」が今年も盛大に開催されました。このコンテストは、思いを凝縮した漢字一字を通じて、参加者が自らの感情やメッセージを表現することを目的としています。2025年に実施されるこのコンテストには、総数49,737作品の応募があり、選ばれた60作品が受賞の栄誉に輝きました。そんな中でも特に注目を集めたのが各部門の優秀作品です。
受賞作品のご紹介
小学生部門 - 「教」
小嶋杜和さん(香川県・7歳)
彼は妹に様々なことを教えたいという思いから「教」という漢字を選びました。日々の疑問を一緒に解決しようとする姿勢は、まさに新しい時代の教育者のようです。妹も兄から学ぶ側として大切な存在であるというメッセージが込められています。
中学生部門 - 「絡」
牛窪真帆子さん(東京都・15歳)
「絡」という漢字を選んだ彼女は、日々の葛藤を絡まる葛や藤になぞらえて表現しました。葛藤を克服し、光に向かって成長したいという願いが伝わる作品です。この漢字には彼女自身の成長への想いが込められています。
高校生部門 - 「帰」
西谷幸歩さん(大阪府・17歳)
留学中に家族を思い、帰国後の感動を「帰」という字で表現しました。特に父親の愛情を感じるきっかけとなった盆栽のエピソードが印象的で、家族の絆の大切さを再確認させてくれる作品です。
大学生・一般部門 - 「歩」
栄直美さん(愛媛県・63歳)
彼女は新婚旅行を振り返りながら、夫とのこれからの人生を「歩」という漢字で表現しました。共に歩むという意義を感じる作品であり、時間と共に深まる絆が美しく描かれています。
漢字がつなぐ人と人
このコンテストは、漢字一文字を通じて自分の思いを表現することの重要性を教えてくれます。震災後に「絆」が選ばれたように、漢字には人々の思いやつながりを表現する力があります。特に、学校の道徳教育においても取り入れられるなど、その意義は年々増しているのです。
漢字の力を育む
参加者が選ぶ「贈りたい漢字」とそれに付随するメッセージは、考える力や表現する力を引き出します。自分の思いを言葉にする過程で、日々の生活や他者との関わりを深く考え直す機会ともなるでしょう。このように、当コンテストは、言語化力や思考力、表現力の向上を図ることで、次世代の能力を育む一助となっています。
コンテストの概要
今後も「今、あなたに贈りたい漢字コンテスト」は多くの方に参加していただけることを願っています。2025年の応募期間は6月1日から9月19日まで。あなたもぜひ、漢字の持つ力を感じながら、挑戦してみてはいかがでしょうか。思いを込めた一文字が、誰かの心を打つかもしれません。
詳細な応募方法や表彰式については、公式ウェブサイトをチェックしてください。