海士町から考える「ふるさと住民1,000万人会議」
概要
株式会社雨風太陽と一般社団法人namikaze communitiesが共催する「ふるさと住民1,000万人会議」が2026年に開催されます。この会議は、関係人口の概念を広め、地域社会の真の価値を再確認するための重要なステップとして位置付けられています。最初の会合は島根県海士町で行われ、次回は岩手県での開催を予定しています。
「ふるさと住民登録制度」とは
2025年に閣議決定された「地方創生2.0基本構想」に基づいて、この制度は地方の担い手を確保し、地域経済の活性化を図るために設けられました。目標は関係人口を1,000万人に増やすことで、これは地方に限らず、全国的な課題として取り組むべき課題です。これにより「住民票のある地域だけでなく、あらゆる地域に関わる人々」を可視化し、それぞれの役割を担うことが求められています。
人がつながる、地域が動く
1,000万人という数字には大きな期待が寄せられていますが、重要なのはその質です。「関係人口」という概念をただの登録者数として捉えてしまうことなく、どのように地域との関係を深め、地域を担う当事者としての役割を果たすのかを考える必要があります。この会議では地域住民、自治体、企業、若者など、幅広い層からの意見を集め、地域社会の未来を共に描きます。
会議の目的と内容
本会議で目指すのは、地域の実情や課題を共有し、参加者同士で意見を交わすことです。講演会ではなく、地域内外からのさまざまな立場の人々が共に考え、地域社会についての問いを深めるための場です。具体的には、参加者が実際に持ち寄った問題をテーマにし、集まった意見やアイデアをもとに新たな「問い」を見出すことが狙いです。
海士町に続く岩手県での開催
海士町で行われる第1回会議では、そこで生まれた問いを次回の岩手県いで受け継ぎます。これは海士町で考えた様々な議論を土台に、岩手県で地域の未来をさらにひらく時間となります。地域同士のつながりを促進し、問いを通じた議論が重ねられることで、全国に広がる新たな地域社会の可能性を探ります。
まとめ
「ふるさと住民1,000万人会議」は、関係人口を地域活性化のキーフォーラムとして位置付け、様々な視点から地域の未来を考える場を提供します。これからの地域社会において、どのように人々がつながり、協力していくのか、その答えを皆で探しに参りましょう。これからも、全国各地で「住民とは誰か」や「地域は誰とつくるのか」といった問いを持ち続け、地域との関わりを模索していきます。