京都にて国際アートフェア「ACK 2025」が開催！共創の未来を探るプログラム

京都の美術シーンを代表するアートフェア「Art Collaboration Kyoto (ACK)」が、2025年11月14日から16日まで国立京都国際会館で開催されます。このアートフェアは、19の国・地域から総勢72のギャラリーが参加し、さまざまな表現や価値観が交わる貴重な機会です。

ACKの魅力と特色

この5回目となるACK 2025では、国内外のギャラリーが一堂に集まり、特に注目すべきなのは「ギャラリーコラボレーション」と「キョウトミーティング」の二つのセクションです。前者では、日本と海外のギャラリーがブースをシェアして展示を行い、アート業界の新しい交流と刺激を生み出します。一方で、後者は京都にゆかりのあるアーティストや作品が紹介されることで、地域性を感じさせる展示が展開されます。このような構成は、国際的な視野と地域性が調和する絶好の機会を提供します。

未来を見据えたテーマ「2050」

2025年のACKでは、特に「2050 ー未来へのまなざしー」というテーマが掲げられています。このテーマを通じて、現代アートが持つ未来志向の力を再評価し、多様性を尊重する共創の場を築くことが狙いです。また、このテーマに基づく企画展示やトークセッションも充実しており、特に子ども向けのワークショップやガイドツアーも設けられ、幅広い世代にアートの魅力を伝えるプログラムが用意されています。

パブリックプログラムの魅力

ACKが開催する「ACK Curates」では、毎年異なるテーマでの企画展示やトークセッションが行われ、参加者がアートを体験しながら考える機会を提供します。2025年のゲストキュレーターには、ドイツのマーティン・ゲルマンと、日本の木村こころが名を連ね、彼らが提案するキュレトリアルテーマ「シンビオーシス：アート、そして共に生きる世界」が、多様な視点をアートの中に反映させることを目指します。