京都の英会話書がみやげとして人気急上昇
京都駅近くのふたば書房八条口店で、『キクタン英会話 【京都編】』が話題を呼んでいます。この英会話書は、出版社アルクと京都市・観光協会が共同で制作したもので、発売からわずか2ヶ月で600冊以上も売れる好調な売れ行きを見せています。どうしてこの本がそんなに人気があるのでしょうか。
売れ行きの背景
『キクタン英会話 【京都編】』は、訪れる観光客だけでなく、京都に住む人々にも使える内容になっています。職場や日常生活で直面する英語のニーズに応えることを目的とし、地域特化型の内容が特徴です。このようなアプローチが、多くの支持を集めている理由の一つでしょう。
また、コロナ禍が明け、観光需要が高まりを見せる中、奈良や大阪と並んで人気を博している京都という土地の特性も影響しています。京都市が発表したデータによると、令和5年の外国人宿泊客数は過去最高の535万7千人に達しており、この流れは今後も続く見込みです。
ふたば書房での成功
特にふたば書房八条口店では、店頭に『キクタン英会話【京都編】』専用コーナーを設けたところ、売り上げが3倍に増加しました。