京都駅ビルに新たなアート体験空間「NIWA」が誕生!
JR京都駅ビルの7階東広場で、リニューアルプロジェクト「庭プロジェクト」がスタートし、飲食店「NIWA」が2025年3月10日(月)にオープンします。この新しい施設では、光の茶室「貴和」を備え、京都の伝統文化と食を融合させた体験を提供予定です。オープンに先駆け、3月3日にはテープカットセレモニーが開催され、関係者や来賓が集まりました。
テープカットセレモニーの様子
セレモニーでは、株式会社ネイキッドの代表・村松亮太郎氏が、京都府の西脇隆俊知事、京都市の松井孝治市長、京都駅ビル開発株式会社の若菜真丈社長、文化庁の横井理夫氏と共に登壇しました。村松氏は「NAKED GARDEN ONE KYOTO」として進行中のプロジェクトの一環と位置付け、京都の魅力を未来に伝えることへの意欲を示しました。特に、京都駅を「アートミュージアム」にする構想を掲げ、開放的な空間での食文化体験を強調しました。
西脇知事もこの新しい文化的拠点の設立に感謝し、インバウンドの観光客も楽しめる場所になると期待を寄せました。また、松井市長は、茶道やいけばな、造園などの美が集結する場所ができたことを心から嬉しく思うと述べ、地域の文化回帰にも触れました。
「NIWA」が目指す体験
「NIWA」では、京都の食文化を楽しむことができるだけでなく、アートを通じて新しい体験を提供します。光の茶室「貴和」では、いけばなや造園の技法を取り入れた特別な空間が広がります。セレモニー後には、「伝統と革新の披露茶会」が行われ、光の茶室としての魅力を体験できる機会が設けられました。この茶会では、裏千家今日庵業躰の奈良宗久氏による特別なお点前も披露され、来場者の皆様に素晴らしいひとときが提供されました。
村松氏は、光の茶室でのアートとテクノロジーの融合を強調し、今後も様々なイベントを通じて「NIWA」を成長させていきたいと語りました。寄贈者の川尻征司氏も、この場が生まれたことを光栄に思い、皆の協力のもとに素晴らしい施設を作り上げられたと感謝の意を表しました。
今後の展望
「NIWA」では、地元の食材を使ったメニューや、お酒を楽しむ環境が整い、訪れる人々に新しい体験を提供することが目標です。来たる2025年3月10日(月)のオープンに向けて、本施設が周囲の文化や観光の促進に寄与することが期待されています。
施設情報
- - 店舗名: NIWA(にわ)
- - 住所: 京都駅ビル7階東広場
- - 営業時間: 11:00~23:00(L.O. 22:30)
- - 定休日: 不定休(最新情報は公式Instagramで)
- - 公式Instagram: NIWA Instagram
「NIWA」の誕生がもたらす新たな文化体験に、ぜひご注目ください。