京都生活史募集
2025-12-22 10:57:46

京都の多様な生活史を語るプロジェクト参加者募集中!

京都の多様な生活史を語るプロジェクト参加者募集中!



2027年の初夏に刊行予定の『京都の生活史』プロジェクトが始動します。このプロジェクトは、京都に縁のある100人の人生を記録するものです。これまで東京や大阪、沖縄などで行われてきた人気企画の第五弾として、京都が舞台に選ばれました。今回、聞き手を12月20日より募集し、締め切りは2024年の1月31日までです。応募者が多数の場合は選考を行います。

各地にプロジェクトが広がった中で、京都でのプロジェクトがスタートすることは、非常に重要な意味を持っています。一般から公募された「聞き手」が「語り手」から生活史を聞き取り、それを一冊の書籍にまとめていく行程は、すでに550人以上の参加者を得てきました。その積み重ねが、豊かな地域文化を形作る原動力となるのです。

京都という地は、外部からさまざまな解釈や価値観を寄せられがちな特異な場所です。しかし、20年の間に私自身が目の当たりにしてきたのは、その「普通さ」です。多様な人間が共存し、それぞれが自身の生活を育んでいるのです。観光地としてよく知られる一方、一般市民の生活や文化も非常に豊かで、京都ならではの飲食店や風習についての物語がたくさんあります。

このプロジェクトに関心がある方、特に「京都らしからぬ人生」「京都らしくない物語」に触れたいと考えている方は大いに応募を推奨します。私が提供するサポートにより、生活史の聞き取り方法や原稿作成の過程での問題解決が可能です。これまでの枠を超えた語り口を発見し、新たな視点で京都の多様性を理解する機会となるでしょう。

監修者の岸政彦氏は、社会学者であり、多くの著作を持つ著名な存在です。彼の専門は地域社会や社会調査方法論であり、今回のプロジェクトに対する期待が掛かっています。彼の経験則に基づくサポートが加わることで、参加者は自信を持って挑むことができるはずです。

『京都の生活史』は、A5判の上製本で900頁となる予定で、価格は5400円(税別)です。2027年の発売に向けて、プロジェクトの情報は特設サイトでも公開されています。また、聞き手応募のフォームも設置されており、興味がある方はぜひご確認ください。私たちの周りには、きっと素晴らしい物語が眠っています。それを一緒に掘り起こし、形にしていきましょう!

  • - 書籍情報: 『京都の生活史』監修: 岸 政彦 予定発行日: 2027年初夏



  • - お問い合わせ先: 京都新聞「京都の生活史」プロジェクト事務局([email protected]


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