100年の歴史を誇る谷口松雄堂が提案する新たな和雑貨の形
京都市に本社を構える株式会社谷口松雄堂は、1925年に創業した和雑貨メーカーとして、伝統である和の文化を大切にしながらも、常に革新を追求し続けています。2025年には創業100周年を迎えるにあたり、同社は「伝統×デジタル」をコンセプトにした新製品を発表します。その一環として、NFC-LINK技術を搭載した御朱印帳を展開し、より多様な“推し活”を楽しめる世界を提供することを目指しています。
NFC御朱印帳の特徴
このスマート御朱印帳は、デジタル技術を駆使して御朱印の文化を新たな形で進化させたものです。NFC-LINKと言われる通信技術を活用することで、ユーザーは御朱印帳をスマートフォンと連携させることができ、その際に訪れた神社仏閣の関連情報やイベント情報を得ることが可能になります。
この仕組みを支えるマーケティングシステムも自社で開発したもので、特許出願中とのことです。これにより、御朱印を通じてファンとのコミュニケーションを深めていくことが期待されています。
展示会情報
2025年の10月には、東京・池袋のサンシャインシティにて「第72回インターナショナル プレミアム・インセンティブショー秋2025」に出展する予定です。この展示会では、実際にNFC-LINK搭載の御朱印帳や関連商品を体験することができます。
展示会の詳細
- - 会期:2025年10月8日(水)~10日(金)
- - 時間:10月8日~9日 10:00 AM~6:00 PM、10月10日 10:00 AM~5:00 PM
- - 会場:東京池袋・サンシャインシティ文化会館ビル コンベンションセンター
- - ブース番号:4021-4022
- - 公式サイト:インターナショナル プレミアム・インセンティブショー
自社開発システムの特長
谷口松雄堂は、ただの和雑貨メーカーではなく、自社で開発したシステムを駆使してファンダムマーケティングを実現しています。具体的には、LINE公式アカウントやGoogle Analytics 4(GA4)との連携により、ファンの行動を可視化し、効果的なCRM(顧客管理)を行います。
これにより、訪問者の動向を分析し、よりきめ細かいプロモーションが可能となるのです。また、NFC-LINK搭載の御朱印帳では、GPS機能を活用して、イベントや観光地での新たな体験を提案します。これにより、御朱印とその文化をファングッズとして再解釈し、新しい市場を開拓していきます。
インバウンド需要への対応
訪日観光客にも注目される「日本の巨匠たち」シリーズや、多言語に対応した販促POPを活用したプロモーションも行っており、海外の方々にも日本文化のエッセンスを伝えることを目指している谷口松雄堂。これらの取り組みにより、伝統的な和雑貨が国際的な市場で評価されることを期待しています。
取材のご案内
展示会場では、実際に商品を手に取って体験することができます。多くの人々にその魅力を直接伝えることができる素晴らしい機会です。谷口松雄堂がどのようにしてファンダムマーケティングの仕組みを開発したのか、ぜひ現地で取材していただきたいと思います。
会社概要
- - 会社名:株式会社谷口松雄堂
- - 所在地:〒601-8433 京都市南区西九条東柳ノ内町58 谷口松雄堂ビル
- - 代表取締役:谷口 主嘉
- - 創業:1925年(大正14年)
- - 事業内容:和紙製品の企画・製造・OEM
- - 公式サイト:谷口松雄堂
本記事では、谷口松雄堂が挑戦する新たな和雑貨の可能性をお伝えしました。訪れる皆さんにとって、インスピレーションに満ちた体験となることを期待しています。