浅草の新たな名物！「鰻玉サンド」が魅せる和とストリートの融合

浅草の街に新たなフードトレンドが加わりました。その名も「鰻玉サンド」。これは、江戸時代から続く“夏バテ防止の鰻”文化を現代に合わせた新感覚ストリートフードです。

松下幸平氏が代表を務める「Age.3」は、鰻を具材に使った揚げサンドを開発することで、若い世代に高級感のある和食を親しみやすい形で提供しようとしています。試作を重ねた末に完成したこのサンドは、揚げ調理が特徴で、外はカリッと、中はもっちりとした食感が楽しめます。さらに、見た目のインパクトも大きく、バンズからはみ出した鰻が目を引きます。

鰻玉サンドの魅力とは

この「鰻玉サンド」の価格は税込950円で、1日100食限定となっています。しかし、7月19日と31日の「土用の丑の日」には特別に200食に増産され、整理券が配布される予定です。実際にこのサンドを味わった横浜市に住む佐伯美沙さん（28歳）は、うな重よりもお手頃なのにボリュームがあり、友達にも教えたくなる美味しさだと喜びを語りました。

このサンドイッチは、ただの食事ではありません。片手で食べやすく、外を散策しながらでも楽しめる新しい食べ方で、観光客や地元の人々を虜にしています。また、「鰻玉サンド」は、浅草ならではの文化を意識した商品で、地域の伝統を現代に蘇らせる試みがなされています。松下代表は「鰻は高価というイメージを覆し、カジュアルに楽しんでもらいたい」と熱い思いを語ります。

3社のコラボレーション

「鰻玉サンド」を提供する店舗は、「Age.3（アゲサン）」と湘南のカフェ「サンバイエアーマーケット」、地域に根ざしたカフェ「共立オアシス」の3社がコラボした場所に位置します。これにより、各ブランドの個性が融合し、より多様性のあるメニューが展開されます。

特に注目すべきは、サンバイエアーマーケットが手掛ける抹茶を活かした「金の抹茶栗あん団子」。こうした季節限定メニューやコラボ商品が今後も展開される予定で、訪れるたびに新しい発見があるかもしれません。

浅草で味わう、日本の文化

「鰻玉サンド」は、浅草の街並みを背景に、伝統と革新が響き合う素晴らしい日本文化体験を創り上げています。店を訪れることで、訪問者はただの食事以上のものを得ることができ、深い文化に根ざした新たな食体験を享受することができるのです。

店舗情報

この新しいお店「Age.3 ASAKUSA」は、東京都台東区浅草に位置しています。2025年のオープン予定で、営業時間は11:00〜19:00です。店舗に訪れれば、新たな和食の楽しみ方を体験できるでしょう。公式のInstagramで最新情報が順次公開されるため、フォローしてチェックしてみてください。

開業の背景には、ホテルオークラで修行を積んだ料理長の存在があります。彼は、素材の美しさを引き出し、見た目にも美しいスイーツを追求する姿勢を大切にしています。浅草の新たな名物「鰻玉サンド」を一度味わいに訪れてはいかがでしょうか。日本の伝統と新しい風が同時に体験できる、魅力的な一品に出会えることでしょう。