関西外国語大学の海外インターンシップ
関西外国語大学(大阪府枚方市)は、2025年度の海外インターンシップ参加者が104人を数え、過去最高の記録を更新しました。これは、コロナ禍の影響で減少していた参加者数が回復し、さらには拡大していることを示しています。
海外インターンシップは、学生が実践的な語学力を活かし、国際的な環境での実務経験を積むことを目的としています。これにより、グローバルな課題解決能力の向上が期待されています。受け入れ企業からも「若い世代の新しい視点とのコラボレーションは企業成長にとって非常に意義がある」と高評価を受けています。
参加者数の推移と派遣先国
参加者数は、コロナの影響が続いていた2022年度には21人、2023年度は20人と低迷していましたが、2024年度には49人、そして2025年度に104人と急増しました。海外インターンシップは大学1~3年生および短期大学部1年生を対象に、米国やカナダ、オーストラリア、中国、マルタ、ベトナム、ニュージーランドなどへの数週間の派遣が行われます。
派遣先の企業は多岐にわたり、旅行、IT、サービス、貿易業務、翻訳、ホテル業、教育関連など多様な分野が含まれています。学生は自身のキャリアに合わせた就業体験を選ぶことが可能です。
奨学金付きインターンシップの導入
2025年度には新たに奨学金付きの「Global Internship in Asia」が導入され、参加費用の一部を大学が負担します。このプログラムはアジア地域の成長企業で実務を経験することにフォーカスしており、現地の社員との交流を通じて企業のビジネスモデルを理解することを目指しています。
2025年夏期休暇には、兵庫県の鞄製造「由利」、大阪市の物流・運輸「鴻池運輸」、広島県の製造小売「大創産業」が協力し、短期大学部1年生と大学生合計16人がタイとベトナムに派遣されました。この奨学金プログラムに参加した学生の数は、2025年度の海外インターンシップ参加者の約30%を占めました。
キャリアデザインプログラムの受賞
2026年4月には「Global Internship in Asia」が「第9回 学生が選ぶキャリアデザインプログラムアワード」においてインターンシップ/仕事体験コースで入賞。このプログラムは、学生のニーズと企業のニーズを反映して設計された「テーラーメイド型」である点が高く評価されています。
はじめて海外でのインターンシップを体験した学生からは、「異文化の中で心と心がつながる大切さを学べた」「労働を通じて新たな価値観に気づけた」との声が寄せられています。
今後も関西外国語大学は、語学教育の強みを活かし、多様な海外就業体験の機会を学生に提供し続けていくでしょう。国際的な視野を広げる貴重な体験が待っています。