秋田と兵庫の絆が生んだ新しいクラフトサケ
近年、日本の酒文化に新たな息吹を吹き込むため活動を続ける「稲とアガベ株式会社」と「株式会社マガザン」が手を組んで、特別なクラフトサケ「交酒 花風 心拍ver.」を生み出しました。このお酒は、兵庫県三木市の山田錦を使用し、さまざまな思いが込められた一品です。
山田錦の名産地・兵庫県三木市
「心拍」と名付けられたこのプロジェクトは、地域農業を支えるための取り組みとして、特に高齢化が進む山田錦の栽培を未来に繋げることを目指しています。その背景には、稲とアガベと出会った株式会社マガザンの代表、岩崎達也さんの強い思いがありました。山田錦を守り育てることは、地域の文化を守ることでもあります。
限定クラフトサケの特徴
公式に発売される「交酒 花風 心拍ver.」は、山田錦ならではの澄んだ味わいが特徴です。ホップの風味が感じられるライチやマスカットのような香りが融合し、食中酒としても楽しめる仕上がりになっています。これまでの花風シリーズとは趣を異にし、特に食事との相性を重視した味わいにしています。
購入方法と販売日
この限定クラフトサケは、2025年2月26日から稲とアガベ提携酒販店で販売されるほか、心拍オンラインストアでの予約も可能です。期待が高まるこの商品の価格は、税込で2,750円です。早めの予約が推奨され、過去の販売では即完売を記録していますので、お見逃しなく。
農業回生プロジェクト「心拍」の展望
このプロジェクトは、地域の農業を守り、次世代に繋ぐ取り組みの一環です。心拍プロジェクトでは、2025年春には農業体験型の宿泊施設の開業も予定されており、訪れる人々が地域の文化や農業に触れ、享受できる機会を提供します。
コメント
稲とアガベの代表、岡住修兵さんは「岩崎さんとの出会いが新たな花風の誕生に繋がりました。共農共杯の意味を感じながら、山田錦の魅力を存分に表現した一杯に仕上げました」と語っています。
一方、岩崎代表も「この酒は私たちの夢と挑戦の結晶です。ぜひ多くの方に味わってもらいたい」とコメントしています。
日本酒文化の未来
今回のコラボレーションは、ただの商業的プロジェクトではなく、日本酒文化の未来を見据えた取り組みです。各地で活動が進んでいるクラフトサケの市場で、これからも新たな風をお届けしていくことでしょう。地域の農業と酒文化が融合することで、未来の日本酒がどのように進化していくのか、楽しみでなりません。
この新たなクラフトサケ「交酒 花風 心拍ver.」は、そんな希望の象徴とも言える存在です。興味のある方は、ぜひともチェックしてみてください。