三菱重工とリディラバが共同で取り組む食品ロス問題解決プログラム
2026年3月から5月にかけて、三菱重工機械システム株式会社のモビリティ事業本部営業部と株式会社リディラバが共に実施した“仮説検証型3Daysプログラム”が注目を集めています。このプログラムは、正解がないとされる現代の社会課題、特に食品ロスに焦点を当てており、若手社員を対象にした人材育成の一環として開催されました。
社会課題の現状を見つめる
リディラバは、企業が抱える課題に応じた柔軟なプログラム設計を行っています。特に、MHI-MSでは、自社の持つメカトロニクス技術を駆使した社会インフラや生活支援製品を開発していますが、その一環として社会や市場環境の急速な変化に対処するために、若手社員の育成を重視しています。本プログラムは「正解なき問い」に挑むための仮説検証を行うことで、自律的に行動できる人材を育てることを目指しています。
プログラムの概要と目的
本プログラムは以下の2つの目的を持っています。
1. 仮説を立て、実態に触れてその仮説を速やかに更新するプロセスの実践。
2. 社内メンバー同士が相互に支援し、自律的に能力を磨き合う環境の提供。
これにより、参加者は自ら問題を掘り下げ、解決策を考え出す力を養うことが期待されています。
トップランナーから学ぶ場
プログラムの設計段階では、日本フードエコロジーセンターを提言先として迎え入れ、最前線の知識を得ることができました。初日のフィールドワークでは、実際の現場を訪問し、ヒアリングを通じて現状を直に分析しました。このプロセスを通じ、参加者は高速で仮説を繰り返し更新する機会を得て、より具体的な課題認識に至りました。
参加者の成長
3日間にわたるプログラムでは、各ステップで中間レビューを行い、参加者同士のフィードバックが促進されました。プログラムの最終日には、参加者は自身の提案を発表し、講評者からの貴重なフィードバックを受けることができました。これにより、参加者は課題解決に向けての手応えと、正解がない複雑さの中にある面白さを実感しました。
参加者の声
参加者の一人は、「課題設定の難しさを痛感しつつも、その解決に向けた過程がとても楽しかった」とコメントしました。また、他の参加者も「フィールドワークを通じて具体的なペルソナに焦点を当て、課題を多角的に捉えることの重要性を学びました」と述べています。
プログラムの意義
このプログラムは、単なる研修にとどまらず、参加者が新たな視点や発想を身につける場となりました。特に、仮説検証を繰り返す中での自己理解や他者理解が深まったことは、今後の業務においても大きな資産となるでしょう。このような体験が社員の成長を促し、さらなる組織の課題解決力向上に寄与することが期待されています。