春の京都でアートに触れるイベント「天才アートKYOTO・生の芸術～生きる～」開催

春の京都でアートに触れる

2025年3月12日（水）から4月3日（木）にかけて、京都市東山区のタッセルホテル三条白川において、特別なアートイベント『天才アートKYOTO・生の芸術～生きる～』が開催されます。本イベントは、西松建設グループの西松地所株式会社が運営するタッセルホテルと、特定非営利活動法人障碍者芸術推進研究機構（通称：天才アートKYOTO）が共催するもので、障がいのある方々の芸術活動を支援することを目的としています。

この展覧会には、全国で活躍するアーティストたちの作品が展示されます。特に注目されるのは、大場多知子氏の作品『椿』です。この作品は、地元の酒蔵「佐々木酒造」とコラボレーションし、オリジナルラベルの日本酒を製作しました。この日本酒は、展示期間中にホテルに宿泊されるお客様限定で提供され、非常に好評を得ています。また、展示される他の作家たちには、水玉みり氏、Nemuro氏、若林義輝氏らが名を連ねています。

さらに、アート作品のアーカイブデータを用いて参加者が楽しめるデザイングッズも販売され、売上の一部は天才アートKYOTOに寄付されることとなっています。このように、作品を楽しむだけでなく、アートの発展に寄与できる機会が設けられています。

また、2025年春には、タッセルホテル西側の外壁に「青空美術館」が設置される予定です。これは、天才アートKYOTO所属のアーティストたちのアートパネルを常設展示するもので、東山を訪れる多くの方々に新しいアートの魅力を発見してもらうことを目指しています。

この春、京都の桜咲く季節に、感性豊かでダイナミックな表現力を持つアーティストたちの作品をご覧いただく絶好の機会です。アートと共に、心温まるひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。