京都 蔦屋書店での仮屋美紀個展「ぼんやり」
2025年2月1日(土)から2月18日(火)まで、京都市下京区にある京都 蔦屋書店の6Fギャラリーにて、仮屋美紀の個展「ぼんやり」が開催されます。この展覧会では、彼女が描く幻想的な世界が約70点にわたって展示されます。
仮屋美紀の独特な視点
仮屋美紀(Miki Kariya)は、うさぎ、キノコ、花など、身近なモチーフを用いて、ポップな色彩で夢のような景色を描くアーティストです。特に、作品に登場するうさぎは、表情をあえて描かず、観る人が自由に想像を膨らませる余地を与えています。彼女の作品は、木製パネルにアクリル絵具を使って丁寧に仕上げられており、そのテクスチャーはどこか懐かしさを感じさせます。
展覧会の見どころ
本展では、仮屋が幼少期に古道具屋で見つけた「自分だけの宝物」をテーマにした最新作が中心に展示されます。また、京都で感じた「静かな中の迫力」をクラシックな色調で表現した新作もお楽しみいただけます。これにより、仮屋の内面がどのように作品に反映されているのかを垣間見ることができるでしょう。
作品紹介
- - 《うさぎたちのユウエンチ》(W910×H727mm)
- - 《うさぎたちのセカイ》(W380×H455mm)
- - 《淡い水玉が降っている》(W910×H910mm)
- - 《こっちじゃない?》(W330×H330mm)
これらの作品は、いずれも仮屋の独自の世界観を存分に表現しています。
仮屋美紀のアーティストステートメント
仮屋は、展覧会のために次のように述べています。「私は子供の頃から古道具屋が好きで、宝物を探す感覚で通っていました。薄暗い店内で古いアイテムと出会うワクワク感は、今でも忘れられません。特に壊れた時計に愛着を持っていた経験が、作風に影響を与えています。私の作品を通じて、古いものの持つ独特の美しさや感情を皆さんに感じてもらいたいです。」
開催情報と利用方法
- - 開催期間: 2025年2月1日(土)~2月18日(火)
- - 時間: 11:00〜20:00(最終日のみ18時閉場)
- - レセプション: 2月1日(土)17:00〜19:00
- - 場所: 京都 蔦屋書店 6Fギャラリー
- - 入場料: 無料
作品は、展示初日の11:00から購入可能です。ただし、プレセールスの状況により、会期開始前に販売が終了する場合がありますので、早めの訪問をおすすめします。
この機会に、仮屋美紀の描く不思議で魅力的な世界を体験してみてはいかがでしょうか。皆さまのご来場を心よりお待ちしております。