株式会社北山住宅販売が30周年を迎える、未来の高齢者住宅を築く実績

株式会社北山住宅販売の30年の軌跡

株式会社北山住宅販売は、2025年11月7日に創業30周年を迎えました。これを記念し、会社の歴史とその取り組みを振り返ります。北山住宅販売は、サービス付き高齢者向け住宅『アンジェス』を手掛けている企業であり、その理念は高齢者が快適に生活できる住環境を整えることです。

創業の背景と原体験

北山住宅販売の創業者、北山忠雄氏は、1980年代後半に画材店の役員としてキャリアをスタートしましたが、アメリカの老人ホームを視察することで大きな影響を受けました。元気な入居者や明るい施設の様子に触発され、彼の中で高齢者向けサービスへの情熱が芽生えました。
その後、1992年に不動産業界に転身します。不動産売買や賃貸、土地取得、木造建築といったノウハウを身に付ける傍ら、当時の高齢者が住みやすい住居を見つける困難さを直面しました。1995年1月に阪神・淡路大震災が発生すると、倒壊しなかった住宅の構造に注目し、同年の11月に株式会社北山住宅販売を設立しました。

事業のシフトと『アンジェス』の誕生

創業当初は戸建てやアパートも手掛けていましたが、2013年以降は高齢者向け住宅『アンジェス』の開発に特化しました。『アンジェス』とは、株式会社Ｔ．Ｓ．Ｉが運営するサービス付き高齢者向け住宅で、グループ全体で土地取得、設計、施工を行っています。住まいに求められる要素を深く考え、「人々に幸せをもたらす」という姿勢で、日々建築に取り組んでいます。

『アンジェス』シリーズの特長

『アンジェス』は、2×4（ツーバイフォー）工法を取り入れることで、リーズナブルかつ安全な住宅を提供します。和のテイストをテーマにした落ち着いたデザインと広々とした居住空間、バリアフリー設計が魅力です。また、厨房や空調、外構工事を含む一括価格での提供がなされており、高齢者に配慮した仕様が整っています。
特に、アンジェスの2F型シリーズや3F型シリーズは、それぞれ異なるニーズに応じた設計が施されています。実際に『アンジェスおごと』や『アンジェス加古川』などいくつかのモデルが展開中です。