中小企業の魅力を引き出す塗料の力
株式会社タカラ塗料(大阪市西成区)は、全国の中小企業が抱える「採用難」と「離職」という課題に対して、塗料の力で解決を目指しています。同社は「Spread some paint!」をスローガンに掲げ、企業の魅力を引き出すことで理想の人材と出会える環境を整える取り組みを行っています。
1. 採用難との闘い
多くの中小企業が高額な求人広告を掲載しても応募が集まらないという現実を目の当たりにしています。タカラ塗料も同様の状況に直面し、求職者が企業を訪れる前に持つ「第一印象」が重要であることに気づきました。暗く古びた職場では、どれだけ条件が良くとも応募者が集まることはありません。そこで、タカラ塗料は「職場DIY」を通じて、企業の外観を改善することを提案します。この取り組みでは、社員自らが手を動かし、ブランドカラーで職場を塗り替えることで、愛着や誇りを育むことができます。
実際、タカラ塗料では5年以上にわたってこの取り組みを続けてきました。低コストでのブランディングを実現し、毎年2~5名の新卒採用を安定して行うことができています。経費を抑えながら企業の魅力を高める手詰まりの解決策として、知識と技術を社員に提供し、支援を行っています。
2. 離職を防ぐための暑さ対策
製造業や物流業において、夏の酷暑は社員にとっての大きなストレス要因となります。欲しい人材が離れていく原因の一つがこの「暑さ」です。タカラ塗料は遮熱断熱塗料を提供し、太陽熱を91%反射させることで、屋根裏温度を14℃以上抑制する効果を持っています。この温度抑制は社員の健康維持にも寄与し、気持ちよく働ける環境を整えることが可能です。
塗布した場合の室温保持性能は冷房の消費電力を最大40%削減することも報告されています。これは企業における経費削減だけではなく、社員に「会社が自分たちを守ってくれる」という安心感を提供することで、離職率低下に貢献します。社員が快適に働ける職場を提供することは、どんな企業にとっても魅力的な福利厚生となります。
3. より魅力的な日本を描く
タカラ塗料は単に塗料を提供するだけでなく、「自分たちの手で環境を良くできる」という自信を持つ企業を増やしたいと考えています。採用に困る企業ゼロを目指し、街をアートと活気で満たす文化を育むことに注力しています。また、古い建物をアセットとして維持し、アップデートを行うことで未来への希望を広げます。これにより、次世代が夢を持ち続けられる国を実現したいと願っています。
「古い、暑い、人が来ない」という業界の現状を、靴を塗ることで「美しい、涼しい、働きたい」の環境に変えていく。タカラ塗料は、これからも日本の企業を元気にするための一助を担い、夢を形にしていきます。
タカラ塗料について
タカラ塗料は昭和24年に大阪に設立された老舗の塗料販売店です。「あなたのものづくりを応援します」という理念の下、一般向けにも使いやすい多彩な塗料を提供しています。特にDIYやアート用の塗料を強化し、品質と使いやすさを兼ね備えた製品を展開中です。お客様の要望に基づいた調色やオリジナル製品の開発も行っており、全国区でアクセス可能なオンラインショップを運営しています。