京都・西陣から始まる「ほんまもん」の世界的発信とAI活用の挑戦
京都市上京区に位置する合同会社「才有る者の楽園」は、1921年に完成した国重要文化財「西陣産業創造會舘」を拠点にしています。この場所から、31人のAI参謀チームを活用した中小企業向けの経営支援を行っており、2026年中には「ほんまもん研究所」を設立し、2035年までに経済の在り方を本物の価値で変えていくという壮大なビジョンを掲げています。
なぜ「ほんまもん」なのか
京都には「ほんまもん」という言葉があり、見せかけではない本物を指します。1,200年の歴史の中で育まれた「本物を見極める目」を用いて、私たちは経営や人材育成、サービス、技術活用において、表面的な流行に頼るのではなく、顧客や業界の本質を見極めて行動することを目指しています。
一方で、経営者は孤独を感じ、AI活用にも格差が存在するという二つの大きな課題に直面しています。調査によると、85.3%の経営者が孤独感を抱き、40%以上が相談できる相手がいないと感じています。また、大企業に対して中小企業の生成AI活用推進率は低く、導入障壁としては専門人材不足が指摘されています。
これらの課題を解決するためには、「ほんまもん」を支える精神が欠かせないと考えています。
誰が何のためにやるのか
「ほんまもん」の精神を現代に適用するために、私たちは以下の4つの領域で取り組みを進めます:
1.
経営:流行のフレームワークではなく、自社に合った持続可能な経営を行う。
2.
人材育成:マニュアルに頼らず、自分で考え行動できる人材を育てる。
3.
サービス:顧客の声に応えるのではなく、本当に必要な価値を見極めて提供する。
4.
技術活用:流行のツールに依存せず、本質的課題解決のための道具として利用する。
105年の歴史を持つ拠点
「西陣産業創造會舘」は、105年前に通信の拠点として設計され、現在は起業家支援のインキュベーション施設として利用されています。この歴史ある建物で、AIという新たな通信技術を用いて中小企業の経営支援を行うというこの活動は、偶然の必然によるものと感じています。
AIとの正しい付き合い方
AIは単なる道具ではなく「共に働く存在」として正しく付き合う必要があります。私たちの79人のチームは、この考えを具体的に実践しています。
- - AIチームは情報収集や市場分析、リスクチェックなどを担当し、人間はクライアントとの対話や判断を行います。この分業体系により、私たちはより人間らしい仕事に注力できるのです。
未来へのビジョン
2026年からは京都大学経営管理大学院でも学びを深めながら、「ほんまもん」が何かを研究する場を設立し、経営の国際共通言語にすることを目指します。2035年には「ほんまもん経済圏」の構築を進め、人間の情緒とテクノロジーを融合させた新しい経済基盤を作ります。
私たちの取り組みは中小企業経営者に光をもたらす挑戦であり、京都の精神を携えて世界へと発信していく試みです。私たちは「ほんまもん」の価値を信じ、その実現に向けて邁進します。京の地から、世界への「ほんまもん」を届けるための第一歩を踏み出しました。