オムロンとNoetra、国産AI基盤モデル開発プロジェクトに参画

国産AI基盤モデル開発プロジェクトに参画



京都に本社を置くオムロン株式会社が、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のAIロボット・フィジカルAIに向けたマルチモーダル基盤モデル開発事業に参画しました。これにより、Noetra株式会社が推進するこのプロジェクトに出資し、連携を図ることとなります。

1. プロジェクトの背景



現在、生成AIの需要が急速に拡大しています。その中で、AI技術の開発競争は国際的に激化しており、日本国内においても競争力を持つAI基盤の構築が求められています。特に製造業では、ロボットや設備が実際の環境で操作されるため、画像や音声、センサーデータなど多様な情報を扱うための技術が急務です。こうしたフィジカルAIの実現は、生産性の向上やエネルギー効率化に貢献し、信頼性の高い国産AIモデルの必要性が増しています。

Noetraは、ソニーグループ、ソフトバンク、日本電気、ホンダと共にこのプロジェクトを推進し、国産AIの基盤構築に注力していきます。詳細はNoetraのWebサイトで確認できます。

2. オムロンの参画意義



オムロンは、このプロジェクトを戦略的投資と位置づけ、AI基盤モデルの開発動向を把握することを目的としています。また、これにより将来的なビジネスの競争力を向上させることを目指しています。オムロンは制御機器、ヘルスケア、社会システムの各事業において、高品質な現場データを豊富に保有しており、これらを基にしたデータサービスの展開も視野に入れています。

2.1 社会インフラへの貢献



日本の社会インフラには、独特の運用文化や保安思想、災害対応に関する特性があり、これらを考慮したデータ活用が欠かせません。オムロンは、こうした背景を踏まえ、産業データを安全に活用できる国産マルチモーダル基盤モデルの確立が、企業にとっても重要であると認識しています。

3. 今後の展望



今後、オムロンは製造、ヘルスケア、社会システムなどの分野で、Noetraの基盤モデルと自社が持つ高品質なデータや運用ノウハウを結集し、予兆検知や自律運用を実現する新たなAI活用基盤を構築します。この取り組みを通して、日本発のAI競争力強化に貢献し、企業の持続的な価値向上と社会全体の発展を目指します。

4. 会社情報



オムロンは1933年に設立され、現在では全世界に約2.6万人の従業員を抱え、130を超える国と地域で商品とサービスを提供しています。その核心技術である「センシング&コントロール+Think」を基に、各分野でより良い社会の実現に取り組んでいます。

詳しくはオムロンの公式サイトをご覧ください。

関連リンク

サードペディア百科事典: オムロン Noetra AI基盤モデル

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。