光響がLD4B社と提携、最先端レーザー関連製品を販売開始

株式会社光響、LD4B社のレーザー製品販売を開始

京都の株式会社光響は、レーザーダイオードやフォトダイオード関連製品の輸入と販売を新たに開始しました。提携先として選ばれたのは、技術力で定評のあるLD4B社です。今回の取り扱い製品は、光通信、センシング、研究用途に特化した多様なデバイスです。

LD4B社のレーザーダイオードとは

LD4B社のレーザーダイオードは、500nmから1650nmという幅広い波長に対応しています。さらに、ファブリペロー型(FP)と分布帰還型(DFB)の2種が用意されており、用途に応じて選択できるのが特徴です。シングルモード(SM)や偏波保持(PM)ファイバー出力は、一般的に15～20mWですが、一部のモデルでは50～100mWを実現しています。

DFB型は、高速通信に最適な仕様で、2.5Gbps（1270～1650nm）及び、10Gbps（1270～1590nm）の通信が可能です。また、狭線幅（0.5～1MHz）型も含まれており、特に光時間領域反射率計（OTDR）やマイクロ波フォトニクス、光センシング、分光などで利用されています。

スーパールミネッセントダイオード(SLED)

LD4B社のスーパールミネッセントダイオードは、670nmから1550nmの波長域に対応。出力は1mWから10mWまでで、スペクトルリッパルも3%未満という低リップル性が特徴です。この特性により、光干渉断層計（OCT）やファイバージャイロなど、さまざまな光センサー用途に適しています。

フォトダイオードの選択肢

さらに、InGaAs PINフォトダイオードは、DCから20GHzの周波数に対応しており、光入力は10mWから50mWまでカバーしています。また、InGaAsアバランシェフォトダイオード（APD）や、2.5GBps、10GBps、25GBps対応のPINトランスインピーダンスアンプ（PIN-TIA）など、多彩な受光モジュールも取り揃えています。これらはOTDRやデジタル通信、アナログ通信、侵入検知システムなど、多岐にわたる用途での利用が期待されています。

幅広い製品ラインナップ

株式会社光響では、LD4B社の製品だけでなく、300社を超える海外メーカーとの連携により、10万点以上のレーザー・光学関連製品を取り扱っています。これにより、各業界のニーズに応える豊富な選択肢を提供できる体制が整っています。

加えて、LD4B社製品の詳細については、光響の特設ページからもご覧いただけます。ぜひ、以下のリンクをご確認ください：