木越 康教授が学長に
2025-12-05 18:11:30

大谷大学に新たなリーダー、木越康教授が第30代学長に就任

大谷大学第30代学長に木越康教授が就任



2023年12月5日、京都市北区に所在する大谷大学において、文学部教授である木越康(きごしやすし)氏が第30代学長に選任されました。木越教授は、2026年4月1日より2020年3月31日までの4年間、この役職に留まることになります。このニュースは、大学の教育や研究活動において新たな展望を感じさせ、一層の期待が寄せられています。

木越康教授の経歴と専門性



木越康教授は、1963年2月18日にカリフォルニア州バークレーで生まれました。1985年に大谷大学文学部を卒業し、その後、同大学院での研究を経て、1990年には修士課程を修了しています。さらに、1987年から1990年にかけて博士後期課程にも在籍し、その後も大谷大学内で教授及び研究員として豊富な経験を積み重ねてきました。

特に注目すべきは、木越教授の真宗学とキリスト教との対話的研究に対する貢献です。彼は、様々な著作を通じて宗教学の発展に寄与しており、その活動は学生たちにも多くの影響を与えています。

研究テーマ 著書
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真宗学 『正像末和讃』を読む-悲泣にはじまる仏道-
キリスト教との対話的研究 『ボランティアは親鸞の教えに反するのか-他力理解の相克-』
宗教学 『仏教と人間教育 そして真宗』

社会貢献とボランティア活動



木越教授は、学内外での活動にも積極的です。特に、東日本大震災後のボランティア団体「大谷大学TAT」を代表し、仙台市や熊本、能登などでの活動を主催してきました。そこでの活動の一環として、清掃活動や交流会、子どもキャンプなど、多様な支援が行われてきました。

このような社会貢献活動は、学生たちにも大きな影響を与えています。大学は学問だけでなく、実社会での課題にも目を向けることの重要性を認識し、木越教授がその先駆けとなることが期待されています。

今後の展望



木越教授の学長就任は、大谷大学にとって新たなステージの始まりを意味します。彼の真宗学に関する専門知識と広く社会に対する貢献の姿勢が、大学の教育方針に新しい風をもたらすことが期待されます。特に、彼が提唱する真宗学と他の宗教との対話は、学生にとっても貴重な学びの資源となることでしょう。

全国で高まる多様な価値観の中で、木越教授がどうやって大学を牽引し、次世代の人材育成に貢献していくのか、今後の展開から目が離せません。学長としての4年間が、どれだけ多くの成果を上げることができるのか、教職員や学生、そして地域社会の期待が高まっています。

大谷大学の新たなリーダーとしての木越教授の活躍に注目し、これからの活動に期待しましょう。


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