自殺予防週間に向けての特別な取り組み
関心が高まる自殺予防について、認定NPO法人 京都自死・自殺相談センターSottoが特別な研修を発表しました。これは、身近な人から「死にたい」と打ち明けられたとき、どのようにその気持ちに寄り添うかを学ぶための貴重な機会です。2026年8月24日から9月5日の期間中に実施されるこの「聴き方研修」は、3つの異なる形式で多くの人々を対象に行われます。
1. オンライン「聴き方のお稽古」
最初の研修は、8月24日(月)に開催されるオンライン版「聴き方のお稽古」です。この講座では、先ず2時間という短い時間の中で「聴く」ことの重要性を体験します。参加者は、Sottoの相談員養成に利用されるロールプレイを通じて、相手の気持ちを本当に受け止めるとはどういうことかを深く考えることができます。特に専門職ではない一般の方にも参加を呼びかけており、相手の心の動きに寄り添う力を養う貴重な機会です。
2. Sotto Talk「聴くこと、受け取ること」
続くは9月4日(金)のSotto Talk「聴くこと、受け取ること」です。このイベントはYouTubeでのライブ配信を通じて行われ、認定NPO法人Silent Voiceの代表理事、尾中友哉さんをゲストに迎えます。ろう・難聴者と聴者がどのように相互理解を深め、感情や思いを受け取ることができるのか、視覚や聴覚の違いに焦点を当て、理解を深めるための対話が繰り広げられます。
3. 対面研修「聴き方のお稽古」
そして、最終日にあたる9月5日(土)には、京都市内で実施される対面のワークショップがあります。この研修では、1日を通して「聴くこと」についての体験が深まり、参加者はより実践的にロールプレイを通じて学ぶことができます。話す側と聴く側の両方を体験しながら、みな自身の「聴き方」を見つめ直していく時間となるでしょう。
新たなチャレンジとしてのボランティア相談員養成講座
さらに、この研修の後、10月からはボランティア相談員養成講座が始まります。この講座では、18歳以上の方に向けて、実践的なスキルや知識を身につけてもらうことを目指しています。自殺の現状について学ぶことはもちろん、実際にロールプレイを行い、話し手の気持ちを受け止める力を育ないような活動が行われます。
このような取り組みを通じて、Sottoは自殺予防活動の未来を築くためのサポーターを増やし、京都における心の支援のネットワークを強化していきます。大切な人の心に寄り添う方法を学ぶことは私たちにとって重要なステップであり、そうした学びの場へ皆さまをお迎えすることを願っています。
まとめ
身近な人を支えるためには、まず「聴く」ことから始める。Sottoの活動を通じて、多くの人がこのメッセージを実現できる場になることを期待しています。興味がある方は、ぜひ参加申し込みを行い、心のサポートに関与する第一歩を踏み出してみてください。