幻想的な星空を体験する「星降る洞窟ナイトウォーク」
和歌山県白浜町に位置する三段壁洞窟で、「星降る洞窟ナイトウォーク」が今年も開催されます。夜の洞窟を舞台に、500万個以上の星の光が皆様を待っています。今年は新たに、熊野水軍が祈りを捧げた伝承を再現した期間限定の「洞窟BAR」も登場し、幻想的な空間をより特別なものにします。日常から離れ、非日常的な夜を過ごしてみませんか?
開催概要
「星降る洞窟ナイトウォーク」は、18時から19時までの時間に開催されます。投影機「MEGASTAR CLASS」を用いて、洞窟内の180度の空間に広がる美しい星空を映し出します。天の川を含む数えきれない星々が、まるで洞窟の中に降り注いでいるような新しい体験ができます。また、展望台からはライトアップされた岩肌や波の美しさも堪能でき、昼間とは異なる神秘的な洞窟探検が楽しめます。
開催日程
「星降る洞窟ナイトウォーク」は、2025年の10月から2026年の2月までの特定日で行われます。大人は1500円、小人750円、幼児は無料で参加可能。日没前は日差しによりライトアップの視認が難しい場合がありますので、予めご留意ください。エレベーターを使って地下36メートルの洞窟にアクセスできるので、移動も非常にスムーズです。
星空案内人による観察会
また、秋ごろからは西から南へ広がる海と宙が交わる美しい景色を楽しむための星空観察会も開催される予定です。地元の星空案内人がが見える星や惑星について解説し、参加者を星の世界へといざないます。雨天時は洞窟内でプラネタリウム投影機を使うため、天候を気にせず参加することができるのも魅力の一つです。
特別なバーイベントも開催
今年は新たに「洞窟BAR」も設置され、熊野の地酒や地元産品を使用したオリジナルカクテルが楽しめます。「KUMANO RUM」や「熊野ウイスキー」、地元特産の柚子を採用した「柚子スピリッツ」など、ここでしか味わえない特別な一杯が揃います。星空の下での一杯は、心に残るひとときとなることでしょう。
没入型の体験が待っています
狂言公演を楽しむことができる貸し切りツアーも予定されており、参加者がその舞台上に登場する一夜限りの即興芸術体験もあります。650年の歴史を受け継ながらも、観客との共創を楽しむこの舞台で、あなたの言葉が物語の流れを変える瞬間を体感してください。また、音や光、自然と酒が融合した五感で味わう没入体験が、参加者を新しい世界へと誘います。
地域の魅力を発信
この特別なイベントは、地方創生プレミアムインバウンドツアー集中展開事業の一環として、和歌山・白浜の新たな魅力を発信することを目的としています。観光スポットとしての三段壁洞窟の魅力を多くの人に知ってもらうための試みです。熊野水軍の伝説を背景に、歴史的な要素も重ねながら、ここでの体験が貴重な思い出になりますように。ぜひ、この機会に星降る洞窟での魔法のような体験を味わいに訪れてみてください。