エフピコとコスモコーポレーションが共に進めるエコストア宣言

エフピコとコスモコーポレーションが紡ぐエコの未来

京都エリアを中心に活動している株式会社エフピコと株式会社コスモコーポレーションが、持続可能な循環型社会の実現を目指して新たな取り組みを始めました。この二社は「エコストア協働宣言」を発表し、使用済み食品トレーの回収の拡大と、リサイクルされた環境に優しい製品を積極的に使用することを約束しました。

エコ製品の使用拡大

エフピコは、食品トレーなどの簡易容器を製造・販売する国内でも有数の企業です。そのエフピコがリサイクルした「エコトレー」や「エコAPET」、「エコOPET」といったエコ製品の使用をこれまで以上に推進することで、地球の資源を循環させ、同時にCO2排出量の削減を目指します。この取り組みは、持続的な環境への配慮を促進する重要なステップです。

回収拠点の拡大

コスモコーポレーションは、京都で「新鮮激安市場！」という名前の生鮮スーパーを運営しており、現在は全15店舗のうち2店舗で回収を行っています。これを機に、より多くの店舗に回収拠点を広げていくことを計画しています。地域の人々が資源回収に参加しやすくなり、この取り組みを通じてリサイクルの輪が広がることが期待されているのです。本取り組みは京都府内で初のスーパーマーケットによるエコストア宣言ということで注目を集めています。

これまでの成果と新たな目標

エフピコとコスモコーポレーションは、これまでに行われたエコ製品の使用によって、2025年5月期において年75トンのCO2排出量が削減されるという実績があります。さらに今後は、2026年5月期までに79トンの削減を目がけ、環境への負荷を更に軽減していく計画です。

未来のビジョン

両社は、お店を地域のエコリーダーとして位置付けており、地域の方々と協力しながら環境条件を改善し続けていく考えです。子どもたちの未来を考え、持続可能な社会を築くための活動を拡充していく中で、店頭での情報発信や地域全体を巻き込んだ楽しいイベントも企画しています。このような活動を通じて、エフピコとコスモコーポレーションは地域と共に環境保護への意識を高めていく予定です。