ZET-BASE KYOTOがCOP30バーチャル展示に出展
脱炭素関連のスタートアップ支援拠点であるZET-BASE KYOTO(運営:株式会社ツクリエ)が、2025年11月にブラジル・ベレンで開催される国連気候変動枠組条約第30回締約国会議(COP30)において、環境省が設置する「ジャパン・パビリオン バーチャル展示」に出展することが決まりました。今年は、2005年に発効した京都議定書からちょうど20年が経過する記念の年でもあります。
ZET-BASE KYOTOは、「京都から再び、世界の脱炭素を加速する拠点」として、地域とスタートアップが協力し、多様なカーボンニュートラルの未来像を世界に向けて発信します。
ZET-BASE KYOTOの設立背景
ZET-BASE KYOTOは、2025年4月に京都府向日市・JR向日町駅前に開設され、脱炭素技術に挑むスタートアップを支援するための拠点です。「Zero Emission Technology」を基盤に置き、企業や大学、行政、市民が一体となり、研究開発から実証・事業化までをサポートしています。これにより、脱炭素テクノロジー分野における新たな産業を創出し、地域との共創を目指しています。
COP30の重要性
COP30は、パリ協定以降の国際的なカーボンニュートラル実現に向けての大切な会議です。この「ジャパン・パビリオン」では、日本が取組を行っている環境政策を世界に示し、ZET-BASE KYOTOは、「地域から世界へ」というメッセージをもとに、脱炭素に向けたイノベーションを発信する予定です。
バーチャル展示の予定内容
- - 施設紹介ムービー: 「京都から世界へ、ゼロカーボンを共創する拠点」の紹介
- - 入居スタートアップ・大学連携のプロジェクト紹介
- - 京都府や地域企業との共創事例の紹介
また、展示期間中には、ZET-BASE KYOTOで「サテライトイベント」を開催し、COP30に関連する取り組みを紹介する予定です。
京都から世界へ向けたメッセージ
1997年に京都で採択された「京都議定書」が2005年に発効してから20年。今、脱炭素理念は企業や市民、若い起業家たちによって新たな段階へと進化を遂げてきています。ZET-BASE KYOTOは、「京都議定書の精神を次世代へつなぐ場所」として、技術や文化、教育を融合させながら、地域から持続可能な未来を発信し続けています。
株式会社ツクリエについて
株式会社ツクリエは、「スタートアップで成功を追求する」という理念のもと、起業支援やクリエイティブ支援を行うプロフェッショナル集団です。ディープテック、クリエイティブ、グローバル、起業家教育などの分野において多角的な支援を展開しています。
本社は東京都千代田区にあり、京都オフィスも設けています。興味のある方は、ぜひ
公式サイトをご覧ください。
お問い合わせ先
本件に関するお問い合わせは、株式会社ツクリエ ZET-BASE KYOTO広報担当の丸岡まで。連絡先はメール(
[email protected])です。