カレーで哲学対話
2026-06-12 08:43:19

京都在住のカレー研究者が提案する『教養としてのカレー』刊行記念イベント

京都在住のカレー研究者が提案する新たな視点



京都大学大学院に在籍する清水侑季は、独自の視点でカレーについて探求する著者として新著『教養としてのカレー』を刊行しました。この書籍は、カレーを通じて世界をどう理解し、対話を展開していけるかを考察する内容であり、「カレーを知ることで世界の見え方を変える」という挑戦に満ちた一冊です。清水氏は「日本にインドをつくる」という理念のもと、スパイス料理とその背後にある文化を掘り下げ、本書を執筆しました。

カレーの多面性を探る



「カレーとは何か?」という問いに真正面から向き合った本書は、単なるレシピ本や食紀行とは一線を画しています。カレーは、日本人にとって非常に親しみのある料理でありながら、食文化の中でどのように位置づけられるのか、そしてそれがどう私たちの世界観に影響を与えるのかが探求されています。清水氏は、カレーの歴史や科学、哲学に視点を移しながら、カレーを通じて人生の核心に迫る問いを考えます。例えば、カレーはどのようにして人々の心や生活を変え得るのか、またその背後に存在する文化的な意義とは何か、といったテーマに焦点を当てています。

対話イベントの開催



この書籍の刊行を記念して、2026年7月13日(月)に東京都下北沢の本屋B&Bで、清水氏と哲学対話実践者である永井玲衣氏とのコラボイベントが開催されます。このイベントでは、カレーをテーマにした対話を通じて、食べることや作ること、さらには人生そのものについての深い考察が展開されます。参加者は、実際に会場での参加と、オンライン配信(見逃し視聴が可能)という2つの形式でこの新しい試みに参加することができます。

哲学を通じてカレーを楽しむ



イベント内では、「なぜめんどくさい男はカレーを作りはじめるのか」や「食べることの暴力性から逃れることは可能か」といった挑戦的な問いに対する対話が行われます。自炊が私たちの生活にもたらす影響や、料理を芸術として捉える可能性まで、多面的な視点が提供されます。また、イベントの終了後には、来場者限定でサイン会も予定されています。

清水侑季さんの経歴



清水侑季さんのキャリアは、彼がどのようにカレー哲学の世界に至ったのかを示す物語でもあります。東北大学で哲学を学んだ後、ソニー株式会社での勤務を経て退社。京都大学に進学し、現在は博士課程で南アジアの食文化とインド料理について研究しています。彼の執筆活動や料理提供は、カレーを通して私たちに考えさせるための道具でもあり、その背景には独自の食文化に対する思索があります。

書籍情報



『教養としてのカレー』は、四六判ソフトカバーの256ページで、定価は1,700円(税別)です。この本を手に取ることで、カレーという料理をめぐる豊かな哲学的対話の世界に触れ、より深い理解を得ることができるでしょう。カレーをただの料理としてではなく、人生を形作る一つの文化現象として捉える視点を提供してくれる本書を、ぜひ手に取ってみてください。

イベント詳細



  • - 日時: 2026年7月13日(月)19:30〜21:30
  • - 会場: 本屋B&B(東京都世田谷区)
  • - 主催: 本屋B&B

清水侑季と永井玲衣の哲学対話を通じて、更なるカレーの深淵を覗いてみませんか?


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