『膠へのまなざし』展
2026-05-28 13:47:19

日本画の美と伝統を再考する『膠へのまなざし』展 京都で開催

日本画の魅力を再考する展覧会『膠へのまなざし』展



高島屋が主催する『膠へのまなざし ー再考、そして応答』展が、2026年の夏に京都で開催されます。日本画の伝統的な画材である「膠」に焦点を当て、さまざまな視点からその重要性を再評価するこの展覧会は、東京や大阪でも同時期に展開されます。

展覧会の概要



本展は、東京・大阪・京都の3つの会場で行われ、京都展は「KYOTO-ba」で2026年7月25日(土)から8月23日(日)まで開催されます。会場の京都場は特に有名な高島屋ではないものの、地域文化との結びつきを感じられる特別な場所です。

この展覧会では、日本画の重要な画材である膠の製造過程を掘り下げ、過去の製法や記憶に対する再考を促します。2010年に伝統的な製造技法で生産されていた「三千本膠」が終了した後、多くの日本画家たちが感じた衝撃を経て、膠が再びどのように美術作品に生かされているかを展示します。

出展作品と作家たち



特に注目されるのが、内田あぐり氏の監修のもと、現代作家37名による膠を用いた平面作品です。これには日本画だけでなく、油絵や彫刻、写真など多様なアート形式が含まれ、若手から重鎮までが一堂に会します。出展作家の中には、淺井裕介や川崎鈴彦、三沢厚彦など、さまざまな才能が名を連ねています。

さらに、膠によって修復された丸木位里・俊の《原爆の図 高張提灯》が特別展示され、この素材の持つ文化的な役割を再考させられます。

会場特別イベント



展覧会期間中にはトークイベントやワークショップも開催されます。7月25日には、出品作家によるトークイベントが行われ、京都の地域性あるアートの未来についての対話が期待されます。また、8月2日には、日本画画材を使用したワークショップが行われ、若い世代がリアルな制作体験を通じてアートを学ぶ機会も提供されます。

膠と日本文化の関係



膠は単なる画材ではなく、日本の生活や文化に深く根付いています。過去から現在まで、膠を通じた職人たちの技術や芸術家たちの創造は、私たちの文化を形成してきました。今回の展覧会では、膠づくりの道程がどのように地域の資源や文化に影響を与えているのかを探求します。特に動物に対する温かな視線が大切にされ、毛利武彦の作品でそれを感じることができます。

まとめ



「膠へのまなざし」展は、日本画の伝統的な画材である膠をテーマに、多彩なアートと地域文化の結びつきを深く掘り下げる展覧会です。展覧会を通して、膠が持つ豊かな意味と、アート作品を生み出すためのクリエイティブな過程に触れることができる貴重な機会をぜひ逃さないでください。


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