嵯峨の尼門跡寺院で障壁画修復へ向けたクラウドファンディング開催
京都市右京区の嵯峨に位置する尼門跡寺院、曇華院が美しい障壁画の修復に向けたクラウドファンディングを開始しました。江戸時代中期に創られたこれらの絵画は、長い歴史を有するこの寺院の文化的遺産であり、その優雅な姿を次世代に繋ぐための大切なプロジェクトです。
曇華院の背景とは
曇華院の歴史は室町時代に遡り、京都尼五山の一つ、通玄寺に起源を持ちます。開基である智泉聖通尼は順徳天皇の曾孫であり、彼女の隠居所として設立されたことから曇華院と名付けられました。何度も火災に見舞われたものの、歴代の皇女たちの支援を受け、見事な修復が行われてきた由緒正しい寺院です。
今日の曇華院は、火災を逃れた本尊と共に再建された堂々たる本堂と書院を有し、お部屋ごとに優美な襖絵が配されています。
修復の必要性
しかし、近年、老朽化が進み、襖絵や杉戸の障壁画には亀裂が目立つようになってきました。そのため、早急な修理が求められています。この美しい障壁画の修復は、ただ風景を整えるだけでなく、今後の世代への文化資源としての役割も担っています。
クラウドファンディングの詳細
この修復プロジェクトでは、目標金額250万円を設定し、2026年の1月から4月の間に資金を募集します。特に傷みがひどい襖2枚の修復には500万以上の費用が見込まれています。資金は、調査とクリーニングを行った後、絵の具の剥離を防ぎ、亀裂を補強する作業に使用されます。修復された後、襖絵は今後の観光客にも鑑賞できるように展示形式を工夫する予定です。
特別なリターンについて
支援者には特別な御朱印が用意されています。限定デザインの御朱印は、日光椿や貝合わせがテーマとなっており、歴史を感じながら引き出しに珠玉の想いを宿します。また、天然石を用いたストラップやブレスレットといったアイテムも製作され、手に取る喜びを提供します。
さらに、特別なお茶席や音楽コンサートへの招待など、多彩なリターンが準備されています。これらのリターンを通じて、皆様に曇華院の良さを感じていただけるでしょう。
まとめ
このプロジェクトは、古き良き文化を次代に引き継ぐための重要な取り組みです。京都の名刹、曇華院の障壁画が再生され、また新たな魅力を引き出す手助けができるのです。皆様の温かいご支援が必要です。クラウドファンディングに関する詳細やお申し込みは、THE KYOTO Crowdfundingの公式サイトをご覧ください。