神戸の新たな癒やしスポット「awa awa KOBE」
2025年秋にリニューアルオープンを予定している神戸市の「HATなぎさの湯」が、新名称「awa awa KOBE(アワアワ コウベ)」として生まれ変わります。本施設は、日本初となるクラフトビール醸造所を併設したスーパー銭湯として注目されています。ここでは、温泉でのリラクゼーションと、飲食体験の両方を楽しむことができる複合施設として、新しい風を感じることができるでしょう。
リニューアルの背景と目的
「HATなぎさの湯」は、2004年に誕生し、地域の人々に愛され続けてきました。震災後の心と身体を癒す場としての役割から、今度は価値観とライフスタイルの変化に応じたリニューアルを行うことになりました。たとえば、現在では「モノ」を所有することに価値を置くのではなく、「時間の過ごし方」そのものが重要とされるようになっています。こうした時代背景の中で、利用者が自分らしい時間を心地よく過ごせる空間を提供しようと考えています。
施設の主な特徴
新たに生まれ変わる「awa awa KOBE」では、いくつかの画期的な特徴があります。
1.
新名称とロゴ
新名称は「awa awa KOBE」で、温泉の湯けむりとビールの泡をイメージしたデザインが特徴です。地元のデザイナーによるロゴは、神戸の自然を感じさせる色使いで、施設の温かみと親しみやすさを表現しています。
2.
クラフトビール醸造所
館内には「PAINT PALETTE BREWING」と名付けられたクラフトビール醸造所が併設されます。ブリュワーの戸上将吾氏が手がけるこのブリュワリーでは、様々なテイストのビールが楽しめる予定です。湯上がりにできたてのビールを味わえるタップルームも設置されるため、リラックスしたひとときを過ごすことができます。
3.
シェアスペースの新設
読書や勉強、テレワークなど、自由に使えるシェアスペースが新しく設けられます。カジュアルな雰囲気で、心地よく過ごせる環境が整えられており、充電やフリーWi-Fiの完備も魅力的です。
4.
露天風呂エリアの拡大
露天風呂エリアはリニューアルされ、空を見上げながらリラックスできるスペースが広がります。自然と一体になり、心身をリフレッシュする特別な場所を提供します。
5.
プライベートサウナの導入
プライベートサウナも新設され、よりリラックスした時間を楽しむための設計となっています。家族や友人と特別な時間を過ごすにはぴったりの空間です。
6.
クリンネスの強化
清潔で安心できる環境を提供するため、脱衣室や浴槽のクリンネスも徹底的に強化されています。細部にまで配慮が行き届いた、快適な空間です。
まとめ
「awa awa KOBE」は、単なる温泉施設ではなく、日常から離れた特別な時間を過ごすためのサードプレイスです。地域に根ざした新しいスタイルのスーパー銭湯として、これからも注目が集まりそうです。近隣の方々はもちろん、訪れる全ての人にとって、心と身体を癒す場になることでしょう。ぜひ、リニューアルオープンに足を運んでみてはいかがでしょうか?