映像制作の教育旅行
2025-09-26 12:09:49

同志社中学校の生徒が映像制作で学ぶ新たな教育旅行「撮り旅 in 長崎」

映像制作を通じた新しい学び「撮り旅 in 長崎」



2025年8月4日から6日の間、同志社中学校の生徒たちは長崎で「撮り旅 in 長崎」と題した教育旅行プログラムに参加しました。このプログラムは、株式会社明光ネットワークジャパンが運営する「ふれたび」と、映像制作を手掛けるAOI Pro.との協力によって実現しました。

教育旅行プログラム「撮り旅」は、生徒たちが映像制作の手法を学びながら、地域の魅力を映し出すことを目的としています。これにより、従来の観光中心の修学旅行に代わり、参加者が主体的に学ぶ機会を提供する新たな形を提案しています。

プログラムの流れ



「撮り旅 in 長崎」の前に、参加した生徒たちはAOI Pro.の講師から事前講習を受けました。カメラの基本操作や映像の構成について学ぶことで、実際の撮影に備えました。

長崎では、歴史的建造物や観光名所を訪問しました。生徒たちは「大浦天主堂」や「眼鏡橋」、さらには「軍艦島」をクルーズで周るなど、多彩な体験を通じて映像を撮影しました。また、日本三大夜景でもある「稲佐山展望台」からの美しい夜景も捉えました。生徒たちはそれぞれの視点で、長崎の魅力を探求し、映像に残すために工夫を凝らしました。

編集作業と生徒たちの挑戦



撮影後は、帰京都してAOI Pro.の講師の指導の下、編集作業を行いました。生徒たちは企画から撮影、編集までの一連のプロセスを体験し、最終的に地域の魅力を伝えるPR映像を完成させました。

このプログラムの最大の魅力は、ただ場所を訪れるだけでなく、映像制作を通して学びを形にすることにあります。生徒たちは被写体を選び、歴史や文化を紐解くことで、より深い理解を得ることができました。さらに、映像編集の過程を通して達成感や自己肯定感を育む機会にもなりました。講習を受けた生徒たちからは「新しい技術を学べた」「普段とは違う視点で撮影できた」など、多くの満足の声が寄せられました。

地域貢献と今後の展望



明光ネットワークジャパンは、この取り組みによって得られた知見をもとに、教育機関や企業について「ふれたび」プログラムの導入を提案していく予定です。単なる観光旅行としてではなく、「記憶に残る体験学習」としての価値を提供し、地域社会との交流を促進していきます。

「撮り旅」は、2022年にAOI Pro.が立ち上げた教育プロジェクトとして、すでに多くの自治体や教育機関と連携して実施されています。動画制作のプロがサポートすることで、映像制作の技術だけでなく、多くの学びを提供しています。

まとめ



同志社中学校の生徒たちが参加した「撮り旅 in 長崎」は、映像制作を通して主体的に学ぶ新たな教育旅行のモデルケースとなりました。今後もこのようなプログラムを通じて、生徒の可能性を広げ、地域の活性化に寄与する取り組みを続けていくことが求められています。映像を通じて学び、社会で活躍する力を養うことは、未来の教育の鍵となるでしょう。


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