京都に誕生する次世代看護学校
2025年4月、京都市山科区に先進的な看護学校が新たに開校します。洛和会ヘルスケアシステムが運営する本校は、1985年の創立以来、数多くの看護師や助産師を送り出してきた実績を持ちます。この新しい学校は、ますます多様化する医療ニーズに応えるため、最新のICT機器を導入し、先進的な教育環境を提供します。
新校舎の内覧会について
新校舎の完成を祝し、2025年3月1日(土)に内覧会が開催されます。午後1時30分から4時30分までの間、一般の方々にもその新しい学び舎を見学していただけます。お越しの際は、場所を確認の上、ぜひ足をお運びください。
場所: 洛和会京都看護学校 新校舎(京都市山科区小山北溝町2-2)
建築家のこだわり
新校舎の設計は、受賞歴もある建築家、細尾直久氏が手がけました。彼は、地域の人々と医療スタッフを結びつける「モニュメント」を目指しました。流線型の道路形状を建物に取り入れることで、北側の音羽病院と南側の新校舎を滑らかに繋ぎます。学校に沿った大きな窓は、地域の人々に学生たちの学びの様子を垣間見せる工夫が施されています。柔らかな曲線を持つベージュ色の煉瓦は、その地に根ざした思い出を宿し、訪れた人々にホッとした記憶を呼び起こすでしょう。
約1万冊の蔵書を備えた図書館
新校舎には、看護や助産に関連した専門書や雑誌を取り揃えた図書館兼自習スペースも設けられます。高い天井から自然光が差し込み、広々とした快適な空間で、学生たちは自習や研究に励むことができます。充実した資料と環境が、彼らの学びをサポートします。
実践的な学びを実現する特別講義室
特別講義室には、2つのプロジェクターを接続可能な壁一面サイズの大画面が設置され、リアルな学びが体験できます。視覚的なプレゼンテーションによって、より深い理解を促し、学生たちの学びを一層実践的なものにしています。
交流を育む緑豊かな中庭
学校内には、おしゃれで開放感あふれる中庭も設けられ、学生同士のリアルな交流を促進します。オンラインでは決して得られない、直接的なコミュニケーションが奨励され、仲間たちの絆が深まります。
この先進的な看護学校は、地域医療の発展にも寄与することを目指し、学生たちが新しい未来を切り開く場となるでしょう。新しい学び舎の誕生をぜひご注目ください。